平和・民主・革新の日本をめざす徳島の会(徳島革新懇)は26日、徳島市内で総会を開いたあと、仁比聡平参議院議員を招いての国政報告会を行いました。
仁比議員は冒頭、「安倍政権の暴走、戦争をする国づくりを許すのか、国民の声で動く政治に切りかえるのか、歴史的分岐点。絶対に負けられない国会に持てる力の全てを集中させる」と決意をのべました。
そして秘密保護法の強行採決を巡る自民・公明の暴走を、リアルな実体験を踏まえて報告し、「憲法の基本原則に反するから、審議すればするほどボロが出て、数の暴力を行使せざるを得なくなったのだ」と厳しく批判しました。
さらに秘密保護法の危険性を国会の論戦で次々に明らかにした内容を詳細に報告、「議場を一歩出れば、国会を包囲する抗議の声が国会の建物中に響きわたっていた。与党議員の執務室は抗議FAXであふれた。安倍首相は、数の力で国民から逃げ切ったと思っているなら大間違いだ。国民のたたかいは法律の施行を許さないし、この暴走は政権の基盤を切り崩すものとなる」とのべました。
また、「安倍政権は国会では多数派でも、国民の中では少数派であることを明らかにしたことが秋の国会の最大の成果。『戦前に逆戻りしてしまう』と悲観する声があるが、それは違うと確信している。民主主義を守れとの国民のたたかいがあり、日本共産党が大きな力をもって存在している」とのべ、参議院選挙での躍進が、いかに大きな国会でのたたかいの力になったか実感を込め語りました。
そして、「要求にもとづく革新懇の運動が、地域・職場・学園で広がることが、国民的たたかいを広げるカナメ。革新懇運動は日本の政治を変えてゆく核となる。日本共産党も、どんなたたかいにも勝利しつづけられる実力をつけ、文字通り自民党と対決し、民主連合政府をみなさんとともにつくっていきましょう」とよびかけました。
(写真提供・徳島新報社。仁比議員の報告の詳細は「徳島新報」に掲載します)