県議4議席以上めざす。県議予定候補を発表(一次分・新人、元職)

2014.2.7県議1次候補発表 024 日本共産党徳島県委員会は7日、来年4月に行われる、いっせい地方選の県議選挙に、板野選挙区から、てづか弘司氏(53・新)、徳島選挙区から、上村きょう子氏(56・新)・山田豊氏(63・元)を擁立することを発表しましました。

県議4議席以上をめざし攻勢的にたたかう

 同日、県政記者室で行われた記者会見で、上村秀明県委員長は、「いっせい地方選挙は、参議院選挙での躍進後、初めての全国的政治戦となる。安倍政権の暴走政治に国民が審判を下す選挙だ。わが党にとって『第三の躍進』を本格的なものとし、民主的政権をめざす最初の政治戦となる。県議では過去最高の4議席以上をめざし、適宜候補者を擁立し、いっせい地方選挙を攻勢的にたたかいたい」とのべました。

記者会見での各予定候補の決意表明は以下のとおりです。

てづか弘司予定候補
手塚web てづか氏は、「地域をまわると、『消費税をあげられたら店をたたむしかない』など悲鳴のような切実な声であふれている。安倍政権の『弱い者いじめ』の結果だ。私は『弱い者いじめ許さない』が信条。『住んで良かった』と思える徳島県へしたいとの思いで立候補を決意した」とのべました。
 さらに、「脱原発金曜日行動」の先頭に立ってきた経験にふれ、「未来の子どもたちに原発を残さないことは大人たちの責任だ」と、安倍政権がねらう原発再稼働を批判しました。
 そして、「日本共産党の候補者として『地域住民が主人公』の立場で全力をつくす」とのべました。

上村きょう子予定候補
上村web 上村氏は、参議院選挙候補者としてたたった経験にふれ、「安倍政権は、福祉の分野でも、秘密保護法でも、切実な国民の声に反する暴走政治を行っている」と批判しました。

 そして「国の悪政に対し、県は防波堤となって県民の命とくらしを守らなくてはならない。しかし現県政は、社会保障切り捨てに異を唱えず、議会も共産党以外オール与党で、チェック機能を果たしていない」とのべました。
さらに長野県から徳島県に転居された人から「あまりにも高い国保税に驚いた」との声が寄せられていることを紹介し、「いのちと暮らしを一番大切にする県政に変えたいと、立候補を決意した」とのべました。

山田豊予定候補
山田web 山田氏は、「わが党以外、知事いいなりのオール与党体制に、日本共産党は県民の声を届ける唯一の野党として奮闘している。日本共産党の4議席以上を必ず実現し、オール与党の県政に風穴をあけたい」とのべました。
 さらに、「徳島化製への45億円もの補助金。こんな県は他にどこにもないのに、わが党以外だれも追及しない。あらゆる角度からムダにメスを入れ、県民の暮らし優先の県政の実現のために全力をあげる。なんとしても再び議席を取り戻す」と決意を語りました。

各予定候補のプロフィールは以下のとおりです

手塚弘司(てづかこうじ)
住所:徳島県板野郡上板町泉谷字メウト石13
1961年1月25日(53才)上板町で出生。79年板野高校卒業。同年4月鳴門信用金庫入庫(2003年2月退職)。劇団「ほじゃな」を結成。子ども劇場運動に参加。徳島演劇協会副会長、全日本アマチュア演劇連盟理事を歴任。信用金庫職員組合委員長。
96年12月入党。03年日本共産党専従に、地区学習教育部長、地区機関紙部長などを歴任。12年衆議院選挙徳島2区に立候補。現在、県委員、徳島地区副委員長、地区機関紙部長。同居家族は母、妻と長女。

上村恭子(かみむらきょうこ)
住所:徳島県名東郡佐那河内村下字田野々65の2
1957年8月1日生まれ(56才)。80年徳島大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程卒業。同年4月徳島健康生活協同組合徳島健生病院に看護師として入職。主任、看護師長、医系学生室長、徳島県看護協会教育委員、健生労組委員長などを歴任。
78年9月入党。12年党県委員。13年県委員会専従。13年参議院徳島選挙区に立候補。現在、県常任委員、医療・福祉対策部長、女性部長。同居家族は義父母、夫、長男。

山田豊(やまだゆたか)
住所:徳島県徳島市上八万町西山650
1950年8月23日生まれ(63才)。74年徳島大学卒業。同年党専従、「しんぶん赤旗」徳島分局長などを歴任。
70年入党。83年徳島市議選挙に立候補(市議1期)。89年徳島市長選挙に立候補、約4割の得票を得る。95年県議選挙に立候補、以後4期連続当選。現在、党県副委員長。
同居家族は妻と娘