阿南市議選告示。やすおか、いさか候補が出陣式

 阿南市議選挙が11月3日告示され、日本共産党から、やすおか正広(63・現)、いさか重広(66・現)が立候補。現有2議席の確保に全力をあげています。選挙戦は定数28に対し、現職23人、新人6人、元職1人が立候補、2人あまりの大激戦となっています。

やすおか候補の出陣式での訴え

2013.11.3やすおか出陣式 052 やすおか候補の出陣式には日本共産党を代表し、古田元則県書記長があいさつ。先の参議院選挙で躍進した日本共産党の議席の力と、国民のたたかいが政治を動かしていることを紹介し、「やすおか候補は、県下28人の議員団の中心的な役割を担っている。優れた政策立案力を持ち、住民のどんな相談にも真剣に優しく接する、阿南になくてはならない議席だ。日本共産党が地方選挙で勝利することが安倍自公政権の暴走政治への痛打となり、住民の願いの実現の力となる。なんとしても今回も議会に押し出してほしい」と訴えました。
 決意のあいさつにたった、やすおか候補は「7期28年間、毎議会発言し市民の願いの実現へ力をつくしてきた。阿南市には自由に使える基金が167億円もある。これを市民のくらしに使えと求め、一般会計から1億1千万円の繰入を実現。介護保険料の基準額を5800円になるところを4900円に抑えさせた。県下の市町村で4番目の安さだ」とのべました。
 また年少扶養控除廃止を批判。「子育て世代の増税は、市税だけでも年間1億5000万円。そのうち子育て支援には2000万円しか使われていない。高校卒業までの子どもの医療費無償化など、子育て支援に使うべきだ」と訴えました。
 さらに「国保料を年間1人1万円引き下げるために必要なのは2億円、基金のほんの一部を使えば実現できる」とのべました。
 また、「地元のみなさんの切実な要望であった、地震・津波からの防災施設となる、津乃峰総合センターも建設のはこびとなった」と語った上で、「前回は最下位でのギリギリの当選だった。あと一回りのご支援で、今回も議会に送って欲しい」と訴えました。

いさか候補の出陣式での訴え

2013.11.3井坂出陣式 032 いさか候補の出陣式には、日本共産党を代表し、上村秀明県委員長があいさつ。「いさか氏は、議員の3つの仕事、①住民の願いをとどけ議会でしっかり発言する、②議会の様子を市民にお知らせする、③市政のチェック役をはたすという仕事をきちんとやってきた宝の議席だ」とのべ、消費税増税や秘密保護法、TPP交渉参加など安倍政権の暴走を批判、「国の悪政から市民を守る防波堤となる日本共産党の2議席を、なんとしても確保させて下さい」と訴えました。
 決意のあいさつにたった、いさか候補は「2期8年間、子どもの医療費の中卒までの無料化、国保・介護の負担軽減、住宅リフォーム助成など訴え、実現させることができた。医療費の高卒まで無償化などさらなる改善へ全力をつくす」とのべ、「10年間、毎週『憲法九条を守れ』のプタスターをもって朝立ちで市民に訴えてきた」とした上で、秘密保護法などの戦争をする国づくりや、介護改悪など社会保障切り捨てをすすめる安倍内閣の暴走政治を厳しく批判しました。 
 そして、「2人あまりの少数激戦。前回は2人ともギリギリの当選だった。前回以上に厳しい選挙、みなさんのいっそうの支援をお願いしたい」と訴えました。