板野町で演説会が行われました

板野郡藍住町で仁比聡平参議院議員を招いて演説会を1日におこないました。

各予定候補からのうったえ

ふるたみちよ知事予定候補
非正規雇用の増加率は全国の2倍、東京の5倍。若者・女性の正規化のために県が支援をすべきだ。国にしっかりモノを言い、くらし・福祉を守る県民本位の県政に転換させる、とのべました。

増谷さだゆき北島町議
母と妹を徳島大空襲で亡くした。憲法9条を守り、核兵器は許さないことが私の揺るがぬ信念だ、と訴えました。

てづか弘司県議予定候補
安倍政権の戦争する国づくりを厳しく批判し、小学生のころ祖母に「共産党は戦争に反対したから非国民・アカと迫害された。でも共産党は悪いことはしとらん」と教わったことを紹介し「戦争は絶対ダメだ。今こそ日本共産党の出番の情勢です」と訴えました。
また、信用金庫で働く中で住宅ローンの破綻、夜逃げ、自ら命を絶つ人々を見てきた体験を語り「無力感を感じた、だから、社会を政治を変えないといけない。弱い者いじめは絶対に許さない。これが私の変わらぬ信条となりました」とのべました。
 さらに、「政治の一番の仕事は命を大切にすることだ」と訴え、「毎週金曜日に原発反対を掲げて138週訴え続けている。これは、未来の子どもたちへの大人としての責任です」とのべ、高卒まで医療費無料化など子育て支援や、国保・介護の負担軽減などの日本共産党の政策を紹介し「ムダを削れば命とくらし最優先の県政を実現できる」と呼びかけました。
そして、この間の住民との対話の中で出された、戦争への不安、くらし・生業への悲鳴を紹介。「私には届けなければならない、たくさんの声がある。みなさんの力で私を県政の場に押し上げて下さい」と訴えました。

2015.3.1板野郡演説会 108

仁比聡平参議院議員の演説

参議院選、衆議院選挙での日本共産党の躍進にふれ「2大政党づくりという最大の反共戦略を打ち破った」とその意義をのべ、「保守の方々から『自民党は極右政党になった』との声がだされ、若者たちも『リベラルと言える政党は日本共産党だけ』と共感してくれる」と情勢の激変を紹介し、「この躍進をいっせい地方選挙に結びつけ、歴史の転換点としよう」と呼びかけました。
 そして、約半数が投票に行かないという選択をしていることを、「今の政治の現状をみれば閉塞感にとらわれるのも当然だ」とのべ、大阪のラジオ番組での「棄権した人がもし投票にいっていたらどの政党に?」というアンケートに47%が日本共産党をあげたことを示し、「身近な要求をくみ上げ声をかければ大激変する。だが風頼みでの勝利はない。どうかみなさんの力を貸してください」と訴えました。
 そして「総選挙の結果をうけて国会の景色が一変している。毎日のようにTVで日本共産党の質問が放映され、雇用問題をとりあげた志位委員長の質問時間は1時間39分と大幅に増えた」とのべました。
 さらに、「イスラム国」を名乗る勢力の蛮行を批判した上で、政府が昨年8月の時点で事態をつかんでいたにもかかわらず現地対策本部の増員すらせず、安倍首相の中東歴訪で「イスラム国と闘う国に支援を」とした発言を追及した小池質問を紹介し、マレーシアのナジブ首相の「指導者は政治的扇動とならならいよう発言に特別に責任がある」との言葉を示し、政府の対応に問題を投げかけ、この問題を利用して、「戦争する国づくり」をすすめようとする安倍政権を徹底批判しました。
 また瀬長亀次郎氏の「弾圧は抵抗を、抵抗は友を呼ぶ」という言葉を紹介し、「沖縄の団結、沖縄と本土の連帯は揺るがず、強まっている。基地建設には今後、多数の知事の許可が必要だ。追い込まれているのは安倍政権の側だ」とのべました。
 そして、「いっせい地方選挙で審判を下そう。鉄道高架などのムダと、徳島化製への補助金などの利権をただせば、子育て支援や福祉を充実させ、地元業者の仕事を増やし、経済を好循環に劇的に変えることができる。政治を国民の手にとりもどそう」と訴えました。

2015.3.1板野郡演説会 084