安保法制の廃止を求める県民有志らは24日、徳島市内でSEALDsKANSAIのメンバーを招いて「SEALDsと語る日本の未来、安倍政治にブレーキを」と題し、徳島大学4年の学生2人、参院徳島・高知選挙区の大西聡(無所属・民主推薦)(大雪のため高知から帰県できなかったため、ママの会徳島の大西さちえ代表が代理出席)、みかじり亮子(日本共産党)両予定候補を交えてトークセッションを行い270人が参加しました。
SEALDsKANSAIの脇田燦志朗(さんしろう)さん(大阪工業大学4年)と、鈴木詩穂(うたほ)さん(関西学院大学2年)の2人がSEALDsの取り組みを動画を交えて紹介しました。
鈴木氏は、福島から自主避難した体験にふれ「命より経済が優先される政治が行われている」とのべ「民主主義に観客席はない。一人一人が声をあげ、野党共闘を実現し安倍政権を退陣に追い込もう」と呼びかけました。
脇田氏は、「戦争法は通ったが終わりじゃない、選挙がある。野党が共闘しないと勝てない」と訴えました。
みかじり氏は、「SEALDsの訴え方に『これだ』と感じた。戦争法を廃止し、立憲主義回復させよう。若者やママの会の動きに野党共闘への希望を感じる」と応じていました。
参加した徳島市の女子学生(19)は「『観客席はない』との言葉にハッとさせられた。自分も参加してゆきたい」と、同じく徳島市の男子学生(19)は「間違った方向に進もうとしている安倍政治はいったんストップをかけないといけない」と話していました。