綱領を縦横に語ろう 白川氏が徳島市で集い

集いで日本共産党綱領の魅力を語る白川氏(右端)

 日本共産党の白川よう子四国ブロック国政対策委員長を招いた「集い」が16日、徳島市内で行われました。久保孝之徳島地区委員長も同席しました。

 白川氏は、柳瀬氏の参考人招致で明らかになった新事実を詳しく解説し「安倍首相の関与した疑いはいっそう高まった。国民の力で安倍政権を追い込もう」とよびかけました。

 さらに野党が共同提出した原発ゼロ法案について、小泉元総理らの「原自連」との連携が力を発揮したことを紹介し、「これからも紆余曲折はあっても、市民と野党共闘は必ず前進する。本気の共闘に発展させよう」と呼びかけました。

 そして「安倍首相に残されたのは憲法改悪の旗だ」とのべ、「3000万人署名を集めきり、改憲をやめさせれば、安倍政権は瓦解する」と訴えました。

 また北朝鮮問題について、日本共産党が4月6日に関係諸国(アメリカ、韓国、中国、北朝鮮、日本、ロシア)へ送った「朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制の構築を一体的、段階的に進める」要請文を紹介し、「日本共産党が提起した方向にいま情勢は劇的に変化しているとのべました。

 参加者からの「安倍政権を倒しても、自民党では誰が首相になっても同じだ」との意見に対し、白川氏は、「憲法改悪を阻止し、安倍政権を国民の力で倒せば、だれが政権につこうと、それは力のない政権になる。参議院選挙で市民と野党の共闘の勝利と、日本共産党の勝利を同時に勝ちり、野党連合政権を実現させよう」と訴えました。

 「北朝鮮による拉致問題を解決するのは、対話しかないのではないか」との声に大きくうなずいた白川氏は、「韓国は『キャンドル革命』と呼ばれる国民のたたかいで大統領を退陣に追い込み、北朝鮮との対話に踏み出す新しい政権をつくった。それが平和の大激動を生み出した。日本でも国民のたたかいで新しい政治を切りひらこう」と呼びかけました。

 「日本共産党を中国や北朝鮮と同じだと誤解している人がまだまだ多い」という意見に対しては、「日本共産党を丸ごと知ってもらう集いを開こう。気軽に、楽しくやることが大事だ。中身はなんでもいい。どんな話からも日本共産党綱領につながる。綱領を自分の言葉で話せるよう、みんなで学んでいこう」と呼びかけました。