県下75ヶ所で宣伝 共産党四国一斉宣伝

徳島駅前で訴える山本衆院1区予定候補(中央)と山田豊県議(右)、古田元則県書記長(左)

 日本共産党は7月21日、四国一斉宣伝行動を行い、徳島県では75ヶ所で宣伝しました。

 朝8時には徳島駅前で、山本千代子衆院徳島1区予定候補、山田豊県議、古田元則県書記長が訴えました。

 山本候補は、加計疑惑に関し「安倍首相の関与は濃厚だ。閉会中審議での幕引きは許されない」と強調。さらに「南スーダンの『日報』隠しは、組織ぐるみだ。稲田防衛大臣(当時)と安倍首相の任命責任は重大だ」と訴えました。

 さらに7月7日に国連で採択された核兵器禁止条約について、「国際政治の主役はもはや大国ではなくなった」と強調。「唯一の戦争被爆国である日本政府は核保有国に追随し、会議に参加しなかった。日本の政治を安倍政権に任すわけにはいかない。一刻も早く解散総選挙に追い込み、政治を変えよう。四国の日本共産党の議席を奪還させてください」と訴えました。

 山田豊県議は、東京都議選の結果について「都民ファーストという新しい政治集団ができる中で、自民党が大敗北。一方で日本共産党が連続躍進をした。国民の怒りは沸騰している。日本共産党は市民と野党の共闘を実現させ、安倍政権を倒すために全力をつくす」と力を込めました。

 山田氏はさらに、「徳島県でも、とくしま記念オーケストラに7年で10億円もの公金がつぎ込まれてきたことが明らかになった。その他の文化事業にはわずか8000万円。委託した会社代表の川岸美奈子氏と飯泉知事は旧知の仲だ。知事はこの疑惑に口をつぐみ、自公はふたを閉めようとしている。日本共産党は全容解明に全力をあげる」と決意を込めました。