白川比例予定候補が県南で訴え

美波町で訴える白川予定候補(中央)と、中川美波町議(右)、藤元牟岐町議(左)

 日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補は17日、18日と徳島県に入り、美波町、牟岐町、海陽町、那賀町で行動しました。中川尚毅美波町議、藤元雅文牟岐町議、大沢夫左二、新居敏弘両那賀町議も同行しました。18日には那賀町の峯田繁廣副町長と懇談も行いました。

 白川予定候補は「ヒロシマ、ナガサキ、終戦の日。8月は2度と戦争をしないとの決意を新たにする月だ」とのべ、国連で核兵器禁止条約が採択された意義を強調し「今こそこの条約に命を吹き込むときだ。安倍首相は『(条約に)サインはしない』と言い放った。唯一の戦争被爆国の首相として恥ずべき態度だ。安倍政権がサインをしないのなら、サインする新しい政府につくりかえるしかない」と力を込めました。

 さらに、「森友・加計疑惑に代表されるような政治の私物化が進み、社会保障を切り捨て、大企業を優遇する逆立ち政治が、安倍内閣の下で暴走している。税金は負担能力に応じて集め、命とくらしを守ることを最優先に使わせないといけない」と強調。「国民の怒りがこれだけ沸騰しているに、安倍政権は憲法9条まで変えようとしている。早期解散に追い込み、命とくらし、憲法を守る新しい政治を、市民と野党の共闘でつくろう。共闘実現へ全力をつくす日本共産党の四国の議席、山原・春名が守ってきた四国の議席を今度こそ奪還させてください」と訴えました。

 白川予定候補の演説を、軒先に座りながらずっと聴いていた、美波町の森本静代さん(82)は「戦争になるのではないかと心配でならない。戦争しない日本を守るため、みんながもっと力を入れて日本共産党を応援するようにしたい」と語りました。