日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補は8日、上勝町、勝浦町を訪問し両町長らと懇談を行いました。
林業対策に期待 花本上勝町長
上勝町では、花本靖町長、森周一副町長が対応し、明本恵一上勝町議、森本守勝浦町議が同席しました。
花本町長は「女性の視点は大切だ。女性議員が増えて欲しい」とのべ「約1600人は自治体として成り立つギリギリの人口だ」と語り、町の移住者対策などを紹介。さらに「町の面積の9割が森林だ。林業の活性化策が必要だ」と訴えました。
白川氏は「私も香川県議として林業活性化議連の一員として活動してきた。林業の振興に全力をつくしたい」とこたえました。
白川氏はその後、鯉のぼりをポチ袋や袢纏(はんてん)などにリメイクする取り組みを行っているシルバー人材センターや、町のゴミステーションなどを訪問し、職員らと懇談しました。
自治体支える支援を 中田勝浦町長
勝浦町では中田丑五郎(うしごろう)町長が対応し、井出美智子、森本守両町議が同席しました。
中田町長は「人口の減少を防ぐため、子育て世代への支援を広げていきたい」と語りました。井出町議は高卒までの医療費無料化、第3子以降の保育費無料化、住宅新築補助など、町の施策を紹介しました。
中田町長は「支援をさらに広げたいが、自主財源が少なく、交付金に依存せざるをえないので、国のさじ加減で決まってしまう」と苦悩を語りました。
白川氏は「先進国で、子どもの医療費無料化を、国の制度として行っていない国はなく、日本は異常だ。国のお金の使い方を改めさせて、自治体を支えるように全力をつくしたい」と決意をのべました。
中田町長は「県議4期の実績を生かして頑張って欲しい。東京(の国会)でまたお会いしたい」とのべ、白川氏と固い握手を交わしました。