日本共産党県委員会は16日、清水ひで子東京都議会議員(八王子市選出)を招いて「総選挙勝利をめざす決起集会」を開き約100人が参加しました。
徳島県党は、3月3日からの長期オルグや、宣伝ボランティアの派遣、テレデータでの「声の全戸訪問」、それらをささえる募金など、「わがこと」として都議選をたたかいました。
清水都議は「マスコミは、『共産党は埋没するだろう』と予測していた。それを覆しての躍進だ。全国の支援とあわせ、日本共産党が安倍政権の批判を真正面から行っていることが、都民の信頼を得た結果だと確信する」とのべ、選挙中もその後も街頭宣伝で無党派の人々から激励と祝福を受けたことなど実感を込めて報告しました。
さらに小池知事に対する「是々非々」とする都議団の対応を「良いところは評価し、大型開発などは批判をした上で、39年ぶりに予算に賛成した。都議団の中では議論もあったが、中央委員会ともよく相談し、都民要求を少しでも前進させるための決断だった。これはマスコミからも『絶妙な距離感』と評価された」と報告しました。
また猪瀬、舛添を辞任に追い込む上で、徹底した調査で事実をつかんで追及したこと、そして豊洲の地下空間の発見など都議団の調査が、知事やマスコミも動かしたことを詳細に報告。「これが築地存続を求める人々からの信頼を得た」と述べました。
最後に「自民対都民ファーストという対決構図を崩し、共産党が自民候補に競り勝ち19議席に躍進したことが、自民党を大敗に追い込んだ」とのべ、「この勝利を全国に広げたい。白川よう子さんを四国から国政に送ってください」と呼びかけました。
その後、報告に立った上村秀明県委員長は、「都議選の勝利は総選挙につながる絶好の情勢を切りひらいた。安倍政権への批判は、その政治資質そのものへの批判に深まった。これは東京だけではなく、全国どこでも同じだ」とのべ、「今こそ党の自力をつけ、この絶好の機会を我がものとしよう。野党共闘実現へ、草の根で力をつくす党を、大きくするときだ」と力を込めて訴えました。