春名元衆議院議員が山田豊候補を応援

13日、春名なおあき元衆議委員議員が山田豊候補の応援に来県し、市内各所で訴えました。

JR徳島駅前での春名氏の訴え(要旨)を紹介します。

2014.6.13春名応援演説 099
応援演説をする春名氏

 春名なおあき元衆議院議員は冒頭、「山田候補は、吉野川可動堰をストップさせた住民投票のたたかい、徳島化製への47億円もの補助金の追及でも、住民とともにその先頭に立ってきた。その勇気と論戦力は他党派から『頭が下がる』と言われるほど、山田豊を再び県政で働かせて下さい」と訴えました。

「庶民に増税・大企業に減税」…不公平の極み

 そして、あいつぐ社会保障の改悪、物価上昇、ブラック企業や低賃金・非正規雇用の広がりなど深刻な国民生活の実態をあげ、「こんな時に消費税増税。黙っていれば来年は10%、さらに際限のない増税が狙われている。一方で世界一の利益を上げているトヨタは5年間税金ゼロ。庶民からは8兆円、4人家族で24万円も消費税を増税しておきながら、大企業にはさらに6・5兆円も減税するという。不公平きわまりない」とのべました。

「戦争する国許さない」…重みもった1票
 
 さらに「憲法は権力者を縛るもの、9条が平和を守ってきたというのは歴代政権が認めてきたことだ」とのべ、「集団的自衛権行使に踏み出せば、日本の若者が殺し殺される国になってしまう。国民は痛苦の侵略戦争の反省に立って、平和国家日本を築いてきた。それをたった一人の『解釈』で壊すことなど許されない」と、解釈改憲で「戦争をする国づくり」に暴走する安倍政権を厳しく批判し、「民主は『検討』、維新など第三極を自称していた諸党は『当然』と、集団的自衛権行使容認に自民・公明と一体で突き進んでいる」とのべ、「圧倒的国民は『戦争する国』に反対。この補選での1票は、それにストップをかける重みを持っている」と呼びかけました。

「オール与党」の議席増えても議会は変わらない

訴える山田候補
訴える山田候補

 また、5分で委員会審議終了など異常な県議会の実態にふれ、「日本共産党の議員がいないと議論ができない。オール与党で反対できない。そのなかですすめられようとしているのが、牟岐線の鉄道高架に500億円などムダな大型開発。オール与党の議員が増えても、議会は変わらない」と述べました。

くらし、平和を守る日本共産党の議席を

 そして、「くらし、平和を守り、県民の願いを議会にまっすぐ届けるのが、日本共産党の山田豊の議席。2議席選ぶなら『やっぱり一人は共産党』。みなさんのあと一回り大きなご支援で山田豊を議会に送って下さい」と訴えました。

 2014.6.13春名応援演説 101

声援にこたえる2氏

 

(写真・記事提供:徳島新報社)