山田豊県議予定候補が後援会事務所開きで訴え

 6月6日告示、15日投票で行われる県議補欠選挙(徳島選挙区・定数2)に立候補を表明している、日本共産党の山田豊予定候補の後援会事務所開きが17日、徳島市八万町で行われ80人余りが集まりました。

「選ぶなら、やっぱり一人は共産党」…上村県委員長が訴え

 日本共産党の上村秀明県委員長は、「出足早く、制空権を握る政策論戦を展開し、『選ぶなら、やっぱり一人は共産党』という対話をひろげれば、勝利の展望は必ず切り開ける。山田勝利で県政、国政の変革が徳島から始まったと言われる状況を、ともにつくり出しましょう」と訴えました。

「試されずみの山田氏の議席奪還を」…達田良子県議

達田良子県議は「存在感でも論戦力でも実績でも試されずみ、2人分、3人分の力を発揮できる山田さんの議席奪還で、県民の暮らし福祉を守る力を大きくさせて欲しい」と訴えました。

「暴走政治NO!の声を徳島から」…山田豊予定候補

 各界の後援会の代表の激励のあいさつのあと、決意表明にたった山田予定候補は、「この選挙は国政上も大きな意味をもつ。この間、対話の中でも『戦争をする国づくり』への不安が大きく広がっていることを実感する」とのべ、保守の方から「安倍首相の発言に恐怖する。共産党は好きでないが、今度は山田だ」と期待がよせられたことを紹介。「戦争ストップ、憲法守れの国民の声を示す選挙選だ」とのべました。
 さらに「消費税も大きな争点だ」とのべ、「『社会保障のため』というウソは完全に破綻した。患者を病院から、特養から要介護者を追い出す、医療・介護総合法案を強行しようとするなど、社会保障は改悪ばかりだ。大企業への法人税の減税や、ムダな大型開発のためということが、だれの目にも明らになってきている」とのべました。
 また、「自民党は『重要5品目を守れなかったらTPPから離脱』と公約した。ところが譲歩につぐ譲歩。これでは農業も医療も地域経済も破壊される」と批判しました。
 そして「安倍政権の暴走ストップの願いを日本共産党に、という訴えが有権者にスッとはいる情勢だ。『選ぶなら、やっぱり一人は共産党』の声を大きく広げてほしい」と訴えました。
 さらに「徳島県は起債制限比率全国ワースト2の危機的財政。にもかかわらず山奥の誰もとおらない農道に1m100万円。徳島化製への補助金47億円、今年も1億円。代表者が四国長者番付1位になった所へなんで出すのか。この企業は北海道から九州まで関連事業所があるが、他県でこんな補助金を出してる県はない。こんな無駄づかいをチェックし、県民の暮らしのためにお金を使わせるために議論するのが県議会の役割だ。ところが今の議会は日本共産党以外は、こんな予算にみんな賛成の『オール与党』。なんでも賛成の議員を選ぶのか、県民の立場で県政をチェック・監督する議員を選ぶのかが問われる選挙だ。また徳島市の新町西再開発への賛否でも旗幟は鮮明だ」とのべ、「みなさんの大きなご支援で必ず勝利し、徳島から政治の新たな1歩を全国に響かせましょう」と訴えました。