連合政権実現へ結束 共産党県委員会が新春のつどい

市民と野党の結束の強化を誓い合う(左から)上村氏、長池氏、河村氏、高開氏、山本氏、白川氏、仁比氏、山田県議

 日本共産党徳島県委員会は6日、徳島市内で「2020年新春のつどい」を開き、新社会党県本部の高開千代子委員長、オール徳島の河村洋二事務局長、市民連合・徳島の山本純代表、長池文武県議(無所属)が連帯のあいさつを行いました。日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック予定候補、仁比聡平前参議院議員も参加しました。

 主催者を代表して上村秀明県委員長が「昨年は市民と野党の共闘が前進した一年だった。今年は総選挙が行われる可能性が高い。そのなかで野党共闘と日本共産党の躍進をかち取り、安倍政権に終止符を打とう。魅力ある政権構想を示し野党連合政権を実現させよう」とあいさつしました。

 白川氏は「一人ひとりの多様性や、個人の尊厳が認められる社会をつくろう。野党連合政権を実現させるため、私も全力をつくす」と力を込めました。

 仁比氏は「数々の疑惑追及を通じ野党共闘がいっそう深化した事は重要だ」とのべ「憲法にもとづき、立憲主義、民主主義、平和主義を回復する。格差をただし、暮らし・家計応援第一の政治にきりかえる。多様性を大切にし、個人の尊厳を尊重する政治を築く。この3点で野党は一致している。新しい政治を切りひらこう」と呼びかけました。

 また立憲民主党県連合の武内則男代表、国民民主党県総支部連合会の庄野昌彦代表、社民党県連合の前川英貴代表からのメッセージが紹介されました。

 各来賓のあいさつを紹介します。

新社会党県本部 高開委員長

新社会党県本部 高開委員長

 どのたたかいでも日本共産党の姿がある。その幅の広さと長い歴史に裏打ちされた共産党に心から敬意の念を持つ。新社会党は市民と野党の共闘の接着剤として力をつくしてきた。ともに力を合わせ安倍政権を倒そう。

オール徳島 河村事務局長

オール徳島 河村事務局長

 参議院選挙でも、高知知事選挙でも負けた気がしなかった。「なぜか?」と考えると共闘が前進したことが体感できたからだった。だったらこの共闘をさらに前進させるしかない。共闘で勝利した選挙区には必ず強い市民の運動と、そして共産党がある。これからも共闘の核としての役割を果たして欲しい。

市民連合・徳島 山本代表

市民連合・徳島 山本代表

 政治活動に携わるようにになって4年、それから今まで常に共にいてくれた共産党には感謝しかない。繋がりを大切にし、それぞれの個性を持った人たちが、互いに尊重することが未来に繋がると確信する。憲法の理念は突き詰めれば1人ひとりを大切にすること。この希望を未来の子どもたちに繋げよう。

長池県議

長池県議

 学び、研究する熱心さ、堂々と主張する日本共産党議員の姿に尊敬の念を持っている。地方から思いを伝える代弁者として、ともに役割を果たしたい。