日本共産党徳島地区委員会は8日、白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補を招いて徳島市で演説会を行い、約70人が参加しました。
同党の久保たかゆき地区委員長(衆院徳島2区予定候補)は「いま、打って出ればどこでも共産党への期待と注目を実感する、このチャンスを必ずモノにするため、力をあわせて大きな党をつくろう」と呼びかけました。
山本千代子同1区予定候補は「野党共闘は市民の力がつくり出したもの。共闘実現へ全力をつくす」と力を込めました。さらに北朝鮮の核・ミサイル開発を「世界の核廃絶の流れに逆行するものだ」と厳しく糾弾し、「対話しか解決の道はない」と対話を否定する安倍政権を批判しました。
健生病院に白川氏と同期入職した県医労連の井上純書記長は、「入職してすぐに『ごっつい人がいる』と聞こえてきた。それが白川さんだった」と会場を笑いに包み込み、「じん肺やヒ素ミルク被害者に寄り添い『医療が立証しないとこの人たちを救えない』『社会を変えないといけない』と熱く語る人だった」と紹介。「現場を知る白川さんを必ず国政に送ろう」と呼びかけました。
白川氏は「北朝鮮の核・ミサイル開発に国民の不安が広がっている」とのべ、「安倍首相は『対話のための対話はしない』『異次元の圧力』と言うが、対話しかないというのが世界と国民の思いだ。今日も自民党支持者と話をしたが、最後は対話しかないということで一致する」と対話に背を向ける安倍政権を批判しました。
さらに香川県議の海外視察での「豪遊」問題や、加計学園疑惑での愛媛県今治市民のたたかいなどを報告し、「加計学園問題でも、真相を追及する党議席が四国にない。早期解散に追い込み、必ず議席を奪還させてほしい。市民と野党の共闘で、くらし、働き方、憲法まで破壊する、安倍暴走政治にストップをかけよう」と呼びかけました。