「アベ政治許さない」都議選翌日、県下各地で行動

午後1時「アベは辞めろ」とコールしながらポスターを掲げる参加者

 「アベ政治を許さない」のポスターを掲げる全国いっせい行動が3日、県下各地で行われました。

 憲法共同センターが呼びかけた徳島駅前の行動には約20人が参加。リレートークで参加者は口々に2日の都議選での自民党「大敗」を、「安倍政権への審判だ」と強調。午後1時に「アベは辞めろ」とコールしながらポスターを掲げました。

 徳島民商の伊藤功事務局長は、都議選の結果を「国民の怒りの表れだ」とのべ、「戦争する国に突き進む安倍政権にストップをかけよう。市民と野党の共闘を実現させよう」と呼びかけました。

 新婦人県本部の山田節子会長は「都議選の最大の争点は安倍政権への審判だった。国民の声も聞かず、憲法で定められた臨時国会すら開かない。憲法を守らない安倍政権は今すぐ退陣の声を広げよう」とのべ、共謀罪が施行される11日に行われる「怒りのレッドアクション」への参加を呼びかけました。

 徳島革新懇の横山良代表世話人は「都民ファーストの大勝とともに、日本共産党も躍進した事に注目する」とのべ、「都民ファーストは安倍政治批判をいっさい語らなかったが、候補者自身が『自民批判の追い風を受けた』と言っている。自民党政治を正面から批判した共産党の躍進は、この選挙の争点が安倍政権の是非だったことを示している」と解明しました。

 さらに「森友、加計学園疑惑に示されるように、安倍政権の腐敗は根深い。腐敗した政権はその座から追われるのが歴史の教訓だ。国政選挙では共闘を深め、安倍政権に審判を下そう」と訴えました。