徳島労連は10月4日、徳島市内で第27回定期大会を開催しました。
開会あいさつに立った山本正美議長は「安倍政権の暴走に対し、若者、ママたちなどが自覚的に立ち上がり日本が大きく動いた1年だった。この動きは止まらない。たかかいを支えうる強大な徳島労連を建設しよう」と呼びかけました。
全労連の根本隆副議長、徳島全労協の北野静雄議長、消費税廃止徳島県各界連の土肥昭次事務局次長、日本共産党の山田豊県議が来賓のあいさつをおこないました。
全労連の根本氏は、シールズの若者たちが「選挙に行こう」という「第2ステージ」のたたかいに入っていることを紹介し、「全労連はその相談相手として、足となって、ともにたたかった」とのべ、「共同を広げるうえでも、全労連が主体的な力をつけることが求められる」と組織の拡大強化をよびかけました。
徳島全労協の北野氏は、「ともに結成27年。これほど全労連との共同が広がった年はない」と、いっそうの共同を訴えました。
日本共産党の山田県議は「戦争法廃止の国民連合政府の提案への期待の広がりを肌身で感じる。このたたかいを共同センターの中核をになって支えている徳島労連に心からの敬意を表する」とのべ、外国人実習生問題について「法令に基づくよう通達を出す」と県が答弁したことを紹介し、「徳島労連のたたかいは県を動かしている」と激励しました。
続いて森口英昭事務局長が、「1万徳島労連の早期実現」「戦争する国づくり阻止」「実質賃金の引き上げ」「労働法制改悪阻止」などとした活動経過と15年度方針を提起し、「労働者の要求をくみつくし、展望を示そう。いま政治を変える展望が見える時だ」と訴えました。
討論のあと、議案と、「安倍政権を倒し、立憲主義と民主主義をとりもどそう。許すな『戦争する国』づくり、労働者使い捨て社会。つくりあげよう、たたかいの砦『1万徳島労連』」の大会スローガンを採択し、山本正美議長(再)、森口英昭事務局長(再)などとする新役員体制を確認しました。