「徳島有志の会」が行っている脱原発金曜行動が13日、JR徳島駅前で行われました。同行動は同日で140週連続の行動となります。
リレートークで吉野川市の乾琢也さんは、3回にわたって福島へ被災地ボランティアに行った体験から、「多くの避難者の方々が未だに残され、街は元に戻ってはいない。阻んでいるのは原発事故だ」とのべ、「3年目に訪れた時には、『もう故郷に帰ることは諦めた』という方がいた。人々を取り残したまま、どうして再稼働なのか」と厳しく批判しました。
徳島市名東町の藤原肇さんは、「私は昨年、福島の小学5年生の女の子と知り合うことができた。その子は『今も泳げない、自転車に乗れない』と話していた。放射線量が高すぎて外で自転車に乗る練習ができない、小学校でもプールが使えないからだ。今も残留放射能の不安が子どもたちを蝕んでる」と告発し、「にもかかわらず、東電は汚染水が漏れていたことを1年間も隠していた。あまりも無責任だ。電力会社に原発を管理する能力も資格もない」とのべ、「一人ひとりが原発はいらないという意思を示そう。いっせい地方選挙で『原発はいらない』『再生可能エネルギーに転換する』と言う人を選ぼう」と訴えました。
本日20日も夕方にJR徳島駅前で141回目の金曜行動が行われます。
□本日19時から佐々木憲章元衆議院議員を招いた党と後援会の決起集会が阿南市文化会館で開かれます。
□22日(日)に市田忠義参議院議員を招いた日本共産党演説会が徳島県教育会館で開かれます。