15日夜、県議補選の大勢が決まったあと、候補者としたたたかった山田豊氏と、上村秀明県委員長は、山田選挙事務所で支持者を前にあいさつしました。
飛躍をさらに広げるため党の自力つける…上村県委員長
「『自民の2議席独占を許すな』『やっぱり一人は共産党』と日本共産党の勝利で、安倍政権の暴走に厳しい審判を下すこと。ムダ使いをただして、県民の命とくらしを守るという県政の転換の方向を示してきた。これらの訴えには大きな共感が示された。しかし短期決戦で、自力を出し切れず、その自力そのものも不十分で、組織戦で前進を保障するだけの取り組みができなかった」とのべた上で、「しかし今回の得票は、参院比例票と比べ、1300票以上伸ばし、得票率では24.4%を得た、大飛躍と言える。共感の広がりが飛躍を生んだことは大きな確信となる」と強調し、「いっせい地方選挙に向けて、大きな党をつり『第3の躍進』の流れをさらに大きな流れにする。今回の選挙はその展望と教訓を私たちに与えた」とのべました。
いっせい地方選挙勝利へ全力をつくす…山田豊氏
「応援していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに申し訳なく思う」とのべたうえで「街頭宣伝では大きな手応えを感じた。『今の政治をなんとかして欲しい』という有権者の期待は大きかった。ここに前進の萌芽を感じる」と語り、「短期決戦の中で自力の差があった、ここを伸ばさなければならない。来年のいっせい地方選挙が勝負、訴えた政策の実現に奮闘する決意だ」とのべました。
さらに、「集団的自衛権や消費税増税など国の悪政にストップをかける。県民の要求実現のために力をつくす。党の自力をつける。この3つを総合的・相乗的に前進させ、徳島選挙区での県議2議席を実現させる飛躍をつくり出すために、引き続き全力をつくす」と決意をのべました。
「大きな党」の訴えにその場で入党
山田候補の訴えに、その場で50代の男性が、「3.11を契機に、原発をなくさないといけないとの思いがつよまり、原発反対を貫いた日本共産党に期待するようになった。日本共産党を大きくすることが政治を変える力になると思う。入党します」と入党を決意。選挙事務所は歓迎の大きな拍手につつまれ、山田候補とがっちり握手していました。