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01月

連合政権実現へ結束 共産党県委員会が新春のつどい

市民と野党の結束の強化を誓い合う(左から)上村氏、長池氏、河村氏、高開氏、山本氏、白川氏、仁比氏、山田県議

 日本共産党徳島県委員会は6日、徳島市内で「2020年新春のつどい」を開き、新社会党県本部の高開千代子委員長、オール徳島の河村洋二事務局長、市民連合・徳島の山本純代表、長池文武県議(無所属)が連帯のあいさつを行いました。日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック予定候補、仁比聡平前参議院議員も参加しました。

 主催者を代表して上村秀明県委員長が「昨年は市民と野党の共闘が前進した一年だった。今年は総選挙が行われる可能性が高い。そのなかで野党共闘と日本共産党の躍進をかち取り、安倍政権に終止符を打とう。魅力ある政権構想を示し野党連合政権を実現させよう」とあいさつしました。

 白川氏は「一人ひとりの多様性や、個人の尊厳が認められる社会をつくろう。野党連合政権を実現させるため、私も全力をつくす」と力を込めました。

 仁比氏は「数々の疑惑追及を通じ野党共闘がいっそう深化した事は重要だ」とのべ「憲法にもとづき、立憲主義、民主主義、平和主義を回復する。格差をただし、暮らし・家計応援第一の政治にきりかえる。多様性を大切にし、個人の尊厳を尊重する政治を築く。この3点で野党は一致している。新しい政治を切りひらこう」と呼びかけました。

 また立憲民主党県連合の武内則男代表、国民民主党県総支部連合会の庄野昌彦代表、社民党県連合の前川英貴代表からのメッセージが紹介されました。

 各来賓のあいさつを紹介します。

新社会党県本部 高開委員長

新社会党県本部 高開委員長

 どのたたかいでも日本共産党の姿がある。その幅の広さと長い歴史に裏打ちされた共産党に心から敬意の念を持つ。新社会党は市民と野党の共闘の接着剤として力をつくしてきた。ともに力を合わせ安倍政権を倒そう。

オール徳島 河村事務局長

オール徳島 河村事務局長

 参議院選挙でも、高知知事選挙でも負けた気がしなかった。「なぜか?」と考えると共闘が前進したことが体感できたからだった。だったらこの共闘をさらに前進させるしかない。共闘で勝利した選挙区には必ず強い市民の運動と、そして共産党がある。これからも共闘の核としての役割を果たして欲しい。

市民連合・徳島 山本代表

市民連合・徳島 山本代表

 政治活動に携わるようにになって4年、それから今まで常に共にいてくれた共産党には感謝しかない。繋がりを大切にし、それぞれの個性を持った人たちが、互いに尊重することが未来に繋がると確信する。憲法の理念は突き詰めれば1人ひとりを大切にすること。この希望を未来の子どもたちに繋げよう。

長池県議

長池県議

 学び、研究する熱心さ、堂々と主張する日本共産党議員の姿に尊敬の念を持っている。地方から思いを伝える代弁者として、ともに役割を果たしたい。

米国の無法な軍事力行使に対し志位委員長が声明を発表

 日本共産党の志位和夫委員長は6日、「トランプ政権の無法な軍事力行使を非難し、外交的解決の道に立ち戻ることを求める」とする声明を発表しました。また、声明は関係各国の政府に伝達するとともに、国連安保理常任理事国の各国と日本政府に伝達することを表明しました。

 声明の詳細は日本共産党中央委員会HPよりご覧ください。

白川よう子 新年のごあいさつ

躍進かちとる年に

白川よう子

 明けましておめでとうございます。

 昨年の参院選や高知県知事選挙で野党共闘は更に深化をとげ、臨時国会での「桜を見る会」問題も野党共闘で大きく追い詰めました。疑惑にフタをし、逃げ切ろうとする安倍政権を絶対に許さないたたかいを更に大きくしていきます。

 今年は年明け早々から党大会が開かれます。綱領一部改定案が示す「世界の大局的な流れ」は、多くの皆さんに希望を与えています。ここを力に、今年行われるであろう総選挙で、野党連合政権の実現、日本共産党の新たな躍進を必ずかちとる決意です。

 春にはニューヨークで、核不拡散条約(NPT)再検討会議と原水爆禁止世界大会が開かれます。禁止条約に署名・批准する政府を作ることと同時に、安倍首相が強い執念で進めようとしている憲法9条の改悪を許さず、平和な日本を作り出す大きな成果の年にしていきましょう。

 子年(ねずみどし)は新しい生命が萌し始める年でもあります。新鮮な気持ちで再スタートです。

衆院四国ブロック比例予定候補 白川よう子

仁比聡平 新年のごあいさつ

災害のない平和な年に

仁比聡平

 新年を迎えいかがお過ごしでしょうか。

 西日本豪雨から1年半、九州北部豪雨から2年半が経ってなお、くらしをとり戻すことはとても大変です。昨夏の台風15号、19号、21号の集中豪雨やダムの異常放流、堤防の決壊にみまわれた被災者の生活再建の困難はましていわんやです。被災者支援と気候変動への責任を果たす政治への決意を新たに、災害のない平和な年になるよう願わずにはいられません。消費税10%増税を尻目に大企業減税などもってのほかです。

 アフガニスタンで凶弾に斃れた中村哲医師のご冥福を心から祈ります。2001年同時多発テロののち米軍によるアフガン報復戦争と空爆のさなか、ペシャワールの病院を訪ねました。2002年1月のことです。その後何度も講演会で、また偶々同乗した機内や車内で、その尊厳ある生き方にうたれてきました。アフガン人にあれほど愛されていた方が、と思うと無念でなりません。

 戦争でテロをなくすことはできない。人道支援と紛争の平和的解決こそ。憲法9条を体現したペシャワール会の実践に学び、みなさんと力を合わせていきたいと思います。

 安倍政権は、アフガン・イラク戦争の時と同じように、「調査・研究」を名目に自衛隊のホルムズ海峡派遣を企だて、辺野古新基地建設の土砂投入、イージスアショアやF35戦闘機など兵器爆買いを前倒しで進めていますが、「桜を見る会」問題で不支持率は支持率を逆転し、「説明不十分」とする国民は83%に上っています。「改憲を必ずや私の手で成し遂げる」などと安倍総理が息巻くのは、追い詰められて求心力回復に必死だからです。

 いよいよ安倍政治に代わる希望の道を開く年へ。全力を尽くしたいと思います。

日本共産党前参議院議員 仁比聡平