08月

共闘の要の党大きく 小池演説会に800人

声援にこたえる(左から)白川氏、仁比氏、小池氏、山田氏、達田氏、上村氏

 日本共産党徳島県委員会は6月24日、徳島市内で小池晃書記局長を迎えて演説会を行いました。

 県下各地から集まった聴衆で、会場は立ち見が出るほど。仁比そうへい参議院議員、白川よう子四国ブロック国政対策委員長、山田豊、上村恭子、達田良子県議らとともに、来年の統一地方選挙、参議院選挙での躍進を訴えると会場は大きな拍手でつつまれました。

小池書記局長の演説を聴く会場を埋め尽くした人々

 演説会には、国民民主党県連合会の庄野昌彦代表、新社会党県本部の長谷川吉正委員長、社会民主党県連合会の前川英貴代表、市民連合・徳島の山本純代表、オール徳島の横山良代表からメッセージが寄せられ、さよなら原発徳島実行委員会の藤永知子代表が「原発のない社会をともにつくろう」と連帯のあいさつを行い、「市民と野党の共闘こそが求められる」(新社会党のメッセージ)ことが改めて示されました。

公正な国政・県政を 県議団・達田良子氏

あいさつする(左から)上村、達田、山田県議

 来年の統一地方選挙をたたかう日本共産党県議団を代表してあいさつにたった達田良子県議は、安倍政権による戦争する国づくり、9条改憲に立ちむかう決意を語りました。

 さらに「記念オーケストラ疑惑で、飯泉知事による県政私物化に県民の怒りが広がっている」とのべ、「くらしを守り、県民が主人公の公正、公平な県政を実現する」と力を込めました。

未来開く党大きく 白川よう子氏

あいさつする白川氏

 白川よう子四国ブロック国政対策委員長は「一回負けたくらいで諦めない、次回総選挙で必ず四国の議席を奪還する」と力を込め「国民の、党への期待は大きいが、それにこたえるには党の力があまりに小さい。ともに未来を切りひらこう」と党勢拡大を訴えました。

歴史の正念場の時 仁比そうへい氏

力強く訴える仁比氏

 仁比そうへい参議院議員は「5年前の参議院選挙での党躍進のなかで、私も国政に復帰させていただいた。この躍進が、市民と野党の共闘という新しい時代を切りひらいた。私たちは本気の共闘で安倍政権を倒す」と力を込めました。

 さらに安倍政権が軍事費を2倍の11兆3000億円まで拡大するとしていることを厳しく批判し、「北朝鮮をめぐる情勢は、平和的解決への大激動が起こっている。安倍政権はこの平和の流れに逆行している。今こそ憲法9条を生かし、平和外交をすすめる政治に切りかえよう。大軍拡のための社会保障の切り捨てをやめさせよう。今が歴史の正念場。たたかいをともにすすめよう」と呼びかけました。

小池晃書記局長の演説(要旨)

演説する小池書記局長

 小池晃書記局長は冒頭、「市民と野党の共闘の勝利と、日本共産党の躍進で自公を少数派に追いこもう」とのべ、昨年総選挙での突然の共闘破壊を打ち破ったたたかいを紹介し、「共通政策を掲げ、心底応援し合い、ともに新しい政権をつくる、本気の共闘をつくりあげよう」と呼びかけました。

 さらに北朝鮮情勢について、「戦争になるのではと、世界が心配していた昨年とくらべ、平和の大激動が起こっている。しかもアメリカ、北朝鮮、韓国のトップ間での合意だ。後りすることはない」とのべ、日本共産党が果たした平和外交の努力を紹介し、「この平和の流れは、『戦争だけは絶対にダメ』という世界に人々の願いがつくりだしたものだ。このチャンスを必ず生かさないといけない」と力を込めました。

 そして、北朝鮮問題は、植民地支配という日本の過去の歴史にも責任があることを示し、「『拉致の解決がないと話し合えない』などと言っていては拉致も解決しない。拉致、核放棄、過去の清算など、全てを包括的にテーブルに載せてこそ話し合いはすすむ」とのべ、「憲法9条を生かした自主独立の平和外交に切りかえるときだ」と訴えました。

 さらに森友・加計疑惑など安倍政権の腐敗に対し「捨てたはずの文書は出てくる。出した文書はねつ造、改ざん。日本の民主主義の根幹に関わる大問題だ。『モリ・カケより大きな問題の議論を』という人もいるが、モリ・カケも解決できない政権に大きな仕事などできるわけがない」と喝破し、「こんな安倍政権が憲法9条を変えるという。憲法を守らない安倍政権に憲法を変える資格などない」と力を込めました。

 また、「アベノミクスで暮らしが良くなったと言う人はほとんどいない。安倍首相はいつまでたっても『道半ば』というが、すすむべき道が間違っている」と批判しました。

 そして、「こんな時に消費税10%増税などとんでもない。だいたい、社会保障になると『財源がない』と安倍政権はいうが、大軍拡のためとなると、財源には一切ふれない」とのべました。

 その上で「国民は17万円も実質賃金が減っているのに、大企業の内部留保は増え続け、トヨタ1社だけで20兆円。これは毎日1000万円使っても5480年分ある途方もない金額。トヨタの非正規や期間工なども含めた全社員の賃金を月2万引き上げても、280年分あるだけのため込みだ。賃金引き上げでこそ日本経済の好循環をつくることができる」と明らかにしました。

 そして県政問題にふれ「国保への県単独補助はなく、保険料(税)は全国でダントツ高いなど、くらしに冷たい県政だ」と批判したうえで、徳島記念オーケストラ疑惑について「県政の私物化。どこかの首相の話のようだ。『徳島版モリ・カケ疑惑』を徹底追及し、県民のくらしを守る日本共産党の現有3議席の値打ちを大いに語り、4議席へと躍進させてください」と訴えました。

 最後に「日本共産党の名前を変えたら」という疑問に答え、小池氏は「日本共産党という名前にこそ値打ちがある」とキッパリ。「コロコロ名前を変える政党と違い、誰でも知っている」と笑いをとりながら、「でもそれだじゃない。名前と目指しているものが一致している」と日本共産党の未来社会論を紹介しました。

 小池氏は、原発事故や地球温暖化の問題を例にあげながら、利潤第一主義は「人間の浪費」を生みだすことを明らかにし、「生産の目的を利潤のためではなく、社会のためにかえる。そして自由に使える時間が増えることが、人間の能力の全面的な発展をもたらす。共産党の名前には、この未来社会がこめられている」とのべました。

 そして、「日本共産党を大きくし、市民と野党の共闘で安倍政権を倒そう。ぜひこの党に加わって欲しい」と訴えました。