白川よう子より新年のご挨拶を申し上げます

白川よう子

 新年あけましておめでとうございます。

 「年明け早々の解散・総選挙」の可能性もあり、緊張感に包まれた新年となりました。これまで歩んできた私自身の人生のすべてをかけた闘いで、四国の議席の奪還を必ずやり遂げる決意です。

 安倍政権は戦争法、TPP承認案、年金カット法案、カジノ法案と次々強行採決を繰り返し国民の意思も憲法も踏みにじる暴走政治をつづけています。

 昨年は戦争法廃止の闘いの中で、市民と野党の共闘が広がりました。次の総選挙はこの闘いを本格的な共闘へと進め、日本共産党の躍進を大きく勝ち取り安倍政治を終わらせる選挙戦です。

 私は福祉を学び、医療現場で働いてきました。医療従事者は「目の前の命」を救うために毎日必死です。「自らの白衣は患者を救うために汚すことはあっても、戦場の血で汚すことは決して繰り返さない。」これが共通の思いです。

 自衛隊が新任務をもって派遣された南スーダンでは「人が動物のように殺されている」状態です。戦争は人の命を粗末にする最たるものであり、絶対に許せません。

 昨年末には高知県沖で米軍戦闘機の、そして沖縄ではオスプレイの墜落事故が起こるなど異常な事態が起きています。こうした問題は基地強化の中で起こっており、オレンジルートでの米軍の低空飛行訓練などをしっかりとストップさせるための議席が四国に必要です。

 この米軍の横暴なふるまいと一体に防衛予算が大きく位置付けられ、その一方で命や暮らしを守る予算が切り捨てられています。医療・介護、年金、社会保障、子どもや若者のための予算や政策が今、何より求められています。

 「すべての人が幸せに生きられる社会」をつくる――私は自分自身の生い立ちから得たこの人生の大きな課題を日本共産党の大躍進で作り出していきたいと思っています。

 15日から開かれる第27回党大会を大きく成功させ、国民の皆さんの声にしっかりと応えることのできる党への成長が求められています。私自身も党勢拡大にさらに邁進します。「with YOU」の気持ちひとつに、今年も力を合わせましょう!