新型コロナ対策チームニュース No.6

日本共産党徳島県委員会は、全県で聞き取り調査に取り組んでいます。活用できる制度を知らせ、要望を国、県、市町村に届けています。

このままでは倒産の危機 「自粛と一体の補償を」

■徳島地区では

14日、船越、 古田両徳島市議、上村前県議らが製パン会社、卸売市場、学童保育所と懇談。

  • 製パン会社の社長は「休校で収入は9割減。給食納入業者がつぶれたら、学校再開でどうなるか。支援を」と訴え 。
  • 卸売市場の場長は「高級な魚類は、飲食店の注文がなく困っている」と語る。
  • 学童保育所の指導員は「感染すれば閉鎖になる。密集を避けるために保護者にお休み協力をお願いしている」と話しました。

■阿南地区では

14日、小松島市の認定こども園、漁協などを訪問。

  • こども園の園長は「先生用マスクは支給されたが、子ども用のマスクがほしい」と要望しました。
  • 漁協の役員は「5月からハモのシーズンで例年なら3億円の売上がある。京阪神が大消費地なので全滅のおそれがある」と語る。
  • 学童クラブの主任支援員は「消毒液やペーパータオルが不足」と話しました。

■阿北地区では

16日、岡田吉野川市議らが観光バス会社と懇談しました。

  • 会長は「30台のうち2台しか動いていない。税や保険料の免除をしてほしい」と訴えました。

緊急小口資金で「助かった」と喜びの声

  • 徳島市の居酒屋:3月以降お客は激減。ローン返済にも困っていた。6日に申請すると9日に20万円が振り込まれて助かった。
  • 北島町の居酒屋:申請後申請後すぐに貸付が受けられた。同業仲間にも勧めている。

※緊急小口資金最大20万円を貸付。非課税世帯の返還免除あり

PCR 検査と医療体制の拡大・充実を

徳島県での新型コロナに関する相談数は9790 件に対しPCR 検査数は336 件しかありません(4月19日現在)。四国四県はもちろん全国最低クラス。大規模検査への転換と医療体制の拡大・充実が急務です。

徳島県 336
愛媛県 819
香川県 967
高知県 1167
(4月19日時点)

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