共産党徳島県委員会が「新春のつどい」 他党・市民団体らも参加

共闘への結束を誓い合う参加者ら

 日本共産党徳島県委員会は1月29日、新春のつどいを徳島市内で開き、県内野党、市民団体代表なども参加しました。

開会のあいさつにたった上村秀明県委員長は「参議院選挙をつうじて、市民と野党の共同という新しい時代を切りひらいた。この流れは曲折はあっても決して後戻りすることはない。衆議院選挙での野党共闘の勝利と、わが党の躍進を実現したい」とのべました。

 日本共産党の白川よう子衆議院比例四国ブロック予定候補は、「地元徳島の力で13年ぶりの四国の党議席を必ず奪還しよう。市民と野党の議席を勝ち取ろう」と呼びかけました。さらに池田高校野球部監督だった故蔦文也氏の親族から「蔦氏は元特攻隊員だった。もし健在だったら安倍政権の戦争する国づくりにどれだけ怒りをしめしたか。ぜひ共産党にがんばって欲しい」と激励を受けたことを紹介「私自身も『攻めダルマ』になって攻めぬいて、安倍政権に『山びこ打線』の痛打を与えたい」と決意をのべました。

 同党の山本千代子徳島1区予定候補は「トランプ大統領への世界の批判がたかまるなか、日本はますます対米従属を高めている。オスプレイの墜落にも日本は捜査権も行使できないまま、飛行再開を認めた。安倍政権を一刻も早く退陣させるため野党共闘を強めよう。共闘の要となる日本共産党を躍進させよう」とよびかけました。

 同じく久保たかゆき衆院徳島2区予定候補は、南スーダンを「安定している」、福島の原発事故を「完全にコンロール」、アベノミクスを「成功している」という安倍首相の発言をとりあげ「ウソと偽りの安倍政権の暴走は、真実の光をてらせば脆い。市民と野党の共同で希望ある政治を切りひらこう」と訴えました。

 来賓のあいさつにたった新社会党県本部の高開千代子書記長は、「安倍暴走政治に歯止めをかけないといけない。日本共産党の決断で市民と野党の共同ができた。新社会党も政党間のつなぎ役としての役割を発揮できたと感じている。共同を強め総選挙に勝利しよう」と力を込めました。

 県議会「和の会」の長池文武県議は「議員には怒りが必要だ。多くの人の苦しみを受け止め、怒りとすることだ。今の社会の現状に怒りをもって、ともに手を繋ぎ、党派を超えて怒りを形に変えよう」と訴えました。

 オール徳島の富永裕史代表呼びかけ人は、「オール徳島は沖縄のたたかいに学んできた。アメリカの圧力でオスプレイ墜落を不時着と言いはる。ここに現政権の姿が現れている。安倍政権に国民の安全を託すわけにはいかない。共同の大波を作っていきたい」と決意を込めました。

 市民連合・徳島の山本純代表は「野党共闘は日本の歴史の中でもかつてなく、違いを超えて血の滲むような努力で作られたもの。いとおしく思っている。共闘はまだヨチヨチ歩きだが、我が子をいつくしむように広げてゆきたい」とよびかけました。

 民進党の仁木博文県連代表、社民党の前川英貴県連合代表からもメッセージが寄せられました。

あいさつを行う上村秀明県委員長

あいさつを行う白川よう子衆院選比例四国ブロック予定候補

あいさつを行う山本千代子衆院選徳島1区予定候補

あいさつを行う久保たかゆき衆院選徳島2区予定候補

あいさつを行う新社会党県本部の高開千代子書記長

あいさつを行う県議会「和の会」の長池文武県議

あいさつを行うオール徳島の富永裕史代表呼びかけ人

あいさつを行う市民連合・徳島の山本純代表