共産党の提案いい 「ママの会」で小林節氏

小林節慶応大学名誉教授を招いて、「安保関連法に反対するママの会徳島」が9月25日、徳島市内でトークセッションを行い200人が参加しました。

 「ママの会」の大西さちえ代表の「安保法案が通ったあと私たちはどうすればいいのか」との問いかけに、小林氏は「政権交代だ」とズバリきりだし、「野党がまとまれば閣議決定を元に戻すことも、法律を一括して廃止することもできる」とのべました。

 また、「国際法とは?」との質問に国際法のなりたちを説明し、「集団的自衛権は国際法で認められていても、日本国憲法では認められない。憲法を枠を超えた法律を作ることは許されていない」とのべました。

 さらに、「日米安保に日本はただ乗りしているという議論があるが、米軍基地は日本を守るためのものではない。日本の地政学的位置がアメリカにとって都合がいいからに過ぎない。アメリカは戦争につぐ戦争で国家財政が破綻状態だ。だから日本にその肩代わりをさせようとしている」と語りました。

 そして、「政治の過ちは政治で取り返す。政権交代をさせないといけない。それも待ったなしだ。戦争になってしまう」と呼びかけました。

 さらに、「共産党が出した方針(戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」実現のよびかけ)は、勇気ある快挙だ。野党がバラバラでは勝てない。共産党の一点共闘いいじゃないか」と訴えると大きな拍手がわき起こり、「それぞれの政党が個別の政策で違うのは当たり前だ。それをぐたぐた言うのはおかしい。一点共闘でたたかうべきだ。それ以外に方法はない」と呼びかけると会場はさらに大きな拍手でつつまれました。

 大西代表も、「まず平和を確保することが最優先。さまざまな問題はそれから議論すればいい」と応じました。

 小学生2人をつれて参加した40歳の女性は「戦争法でどうなるのか、とても心配で参加した。安倍政権を変えるために野党はあらゆる手段をとってほしい」と話していました。

小林節先生にお聞きしましょう!~トークセッション~ Part1

小林節先生にお聞きしましょう!~トークセッション~ Part2

23日には柳澤協二氏

12112351_384818581728250_7076748220345762838_n「ママの会徳島」は10月23日(金)午後6時から、柳澤協二・元内閣官房副長官補を招いてトークセッションを行う予定です。場所は徳島市アミコビルのシビックセンターです。詳しくは「ママの会徳島」のフェイスブックページで逐次紹介されます。

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