仁比聡平参議院議員が阿南市議選に応援

2013.11.3阿南市議選挙仁比いさか 026 阿南市議選挙が告示された3日午後、仁比聡平参議院議員が応援に入り、やすおか正広候補、いさか重広候補と、ともに訴えました。
仁比参議院議員は「安倍首相は『私が決める』と消費税増税を決めた。一方で大企業には復興増税の廃止、大型開発のバラマキ。社会保障と財政再建というウソが明らかになった。こんなやり方は許せないとの怒りが国民に広がっている」とのべ、首相ブレーンの内閣官房参与、浜田宏一エール大名誉教授が、税収が増えないとして「(消費税増税は)金の卵を産む鶏を殺すようなものだ」と批判していることを紹介しました。
 また、年金引き下げ、介護保険の改悪にふれ「安倍首相は『世代間の公平のため』とまるで、お年寄りが若者をいじめているかのように言う。しかし、ブラック企業をはじめ、雇用を破壊し若者を使い捨てにして、いじめているのは莫大な内部留保をため込む大企業と一部の富裕層だ」とのべ、「こういう政治に正面からモノを言い、『社会的な責任を果たせ』と言える日本共産党がのびてこそ社会保障の充実も、財政再建も行うことができる。この国の悪政を見抜く力をもっているからこそ、阿南の日本共産党の2議席は、子どもの医療費無料化の拡充や、国保・介護の負担軽減、リフォーム助成など、市民の暮らしを守り、国の悪政から市民を守る防波堤となることができる」と訴えました。2013.11.3阿南市議選挙仁比やすおか 146
 さらに「安倍政権は衆参で多数をとったことで、選挙でいっさいふれなかったことや、公約まで反故にした暴走政治をすすめようとしている」と批判。「TPPでは『断固反対』と大多数の自民党候補が公約したのに、『重要5品目を守る』という公約すら投げ捨てた。JA関係者の中で『民主主義の国でこんなことが許されるのか』と怒りが広がっている。阿南の日本共産党2議席は、地産地消をすすめるなど、地域経済の振興のため力をつくしてきた。この議席を確保してこそTPPストップの確かな力になる」と訴えました。
 さらに話は秘密保護法案に。「行政機関の長が『秘密』と決めれば、何が『秘密』であるかすらわからない。原発やオスプレイ反対なども『秘密にふれた』と逮捕されかねない。戦前の暗黒政治への逆戻りだ」と批判。「安倍内閣はアメリカと一緒に戦争をする国づくりのために、秘密保護法づくりを急いでいる。しかし世界では軍事ではなく、対話で紛争を解決し平和を守るのが大きな流れとなっている」とのべ、「反戦・平和をつらぬき憲法を守りぬくのが日本共産党。平和への市民の声を届けることができるのが日本共産党への1票だ」と訴えました。
 そして「その1票1票が、安倍政権の暴走を止め、市民の暮らしを守る市政をつくる力になります。選挙は大激戦。家族、友人、職場などあらゆるつながりを生かして支持を広げて下さい」と訴えました。