達田良子ニュース 10月28日号 - 日本共産党 徳島県委員会

日本共産党徳島県議団


達田良子ニュース 10月28日号

達田良子ニュース 10月28日号

9月議会が閉会 18議案に賛成、1議案に反対

 10月10日の閉会日に採決したのは19議案。日本共産党は、18議案に賛成、1議案に反対しました。

 反対した議案は、「議案第16号 徳島県警察駐在所整備等PFI事業の特定事業契約について」で、私が反対討論しました。反対の理由は次のとおりです。

駐在所17か所をまとめて、県外の積水ハウスに発注!

 県内の駐在所17か所の建替えと維持管理を、ひとまとめにして県外企業に発注するものです。

 建て替えは6憶4295万円で、積水ハウス株式会社東四国支店が行い、維持管理業務は、2憶3702万円で、積和不動産中国株式会社が今後30年間行うという契約です。積和不動産は、積水ハウスグループです。

 私は、老朽化した駐在所の建替えは、すみやかに行っていくべきと考えています。しかし、その事業の在り方として、PFI方式で行うことに賛成できません。

もうけは県外企業に

 PFI方式は、もうけは県外の大手企業に。県内中小企業は下請け、孫請けでしか参入できず、県内経済にとってマイナスです。

 この17の駐在所は、延べ床面積約92㎡から約103㎡の建物で、一つ一つは大きな規模ではなく、技術的にも、県内の事業所が十分請け負えるはずです。

 県警察は、徳島東署建設でもPFIで行っていますが、今度は、こんな小さな仕事までひとまとめにして、どこまでも県外企業の参入を促進しています。地元企業を排除する仕組みのPFIによる本契約は認められません。

 県は、地元企業を優先せよ!

「文書質問」させない県議会に怒り

 記念オーケストラ疑惑に関する私の「文書質問」を、自民党・新風とくしま・公明などが、「文書質問は、緊急性、本会議質問を補完する必要性がある場合に限る」などのルールを作り、「提出させない」と決定したことについて、多くの県民の皆さんから、「情けない県議会だ」「知事をかばっているとしか思えない」「負けずにがんばって!」などのご意見をいただいています。

 県議会は、本会議質問は議員一人当たり年1回などという変なルールがあるのです。

 そうした制約の中で、質問趣意書(文書質問)は、本会議質問ができなくても、文書によって知事の答えを引き出す重要な役割を果たしていました。

 今まで当たり前に出来ていたものを、質問させないようにしたのです。

「緊急性がないから」というが

 「とくしま記念オケ疑惑の真相を明らかにする会」が実施したアンケートでは、「知事が説明責任を果たしていない」と答えたのが97%を超えています。

 私の文書質問は、こうした県民世論に基づいて、知事に質問したものですから、「緊急性がない」などと一蹴できる問題ではないと思います。

 自民党などは、これまで、「知事を委員会に呼んで説明を求めよう」という共産党の提案に反対、「事業の中心的役割を担っていた川岸氏を参考人招致しよう」という動議も否決するなど、疑惑解明に背を向けてきました。

疑惑解明を求める皆さんとともに

10月11日県庁前行動にて

 しかし、記念オケ事業にかかわる疑惑解明は、今後の県政運営の在り方にかかわる重要課題です。

 県政を監視するべき県議会が、議員の質問を封じるなど、議会が自らの使命を投げ捨てるものです。

 「疑惑解明を」と求める県民の皆さんと力を合わせてがんばります。

「質問趣意書」再掲

 提出するはずだった私の文書質問全文を、再掲します。

質問趣意書

平成30年9月25日
達田 良子

とくしま記念オーケストラ問題に関して

一 とくしま記念オケ疑惑の真相を明らかにする会が実施したアンケート結果について、「元社長(アンサンブルセシリア元代表川岸美奈子氏)への厚遇が過ぎる」96.8%、「知事が説明責任を果たしていない」97.4%で、ほとんどの県民が、知事は説明責任を果たすべきと考え、税金の使い方の不透明さ、不公平さについて県民は厳しい目で見ていることが明らかになりました。

  1. 知事は、この県民世論調査の結果をどう受け止めますか。
  2. 知事は、今議会の所信表明で、記念オケ事業について全く言及しませんでした。疑惑は晴れたと考えているのですか。

二 記念オケ事業で、川岸氏が重用され事業に深くかかわるようになり、厚遇されてきたのは、知事と旧知の仲であったからではないかと、多くの県民から声があがっています。

  1. 知事は川岸氏が旧知の仲であったから厚遇したのですか。
  2. 県は、2016年11月30日、国税が調査に入った以降、川岸氏に直接事情聴取したことがあるのですか。

三 アンサンブルセシリアとの取引の国税による実態調査の中で、川岸氏の事務所の所在地は東京など5カ所あるといいますが、県はそのすべてを把握していましたか。

四 川岸氏は2013年8月から2016年7月までの3年間に得た所得約1億2900万円を確定申告せず、法人税など約3000万円を免れたとして、法人税法違反の有罪判決を受けています。その所得の大半は記念オーケストラ事業で得たものといわれています。
 記念オケ事業は、2018年2月まで行われていますが、2016年8月以降、アンサンブルセシリアに渡った事業費はありませんか。あればその事業名と金額を示してください。

  1. 2012年度から始まった記念オーケストラ事業について、2018年2月までの7年間で、記念オーケストラ事業にかかった総費用はいくらでしたか。そのうち、川岸氏及びアンサンブルセシリアが本事業で受け取った金額の総計を明らかにしてください。
  2. また間接的経費(県の云う準備経費)と直接的経費を分けて年度ごとに示してください。

六 記念オケ事業に関連し、国等から支出された金額について、国の省庁別と民間に分けて、年度別に金額を明らかにしてください。

七 今年、4月23日、知事の定例記者会見で、「事務局機能が重要になり、そこで公益財団法人でもあります文化振興財団のほうにお願いをした」と知事は発言しています。
 そうであれば、その際の協定書なり何らかの文書が存在するのが常識だと思いますが、その文書は存在するのですか。

以上

「記念オケ疑惑」とは

 飯泉知事は、演奏会ごとに東京のプロ演奏者を集めて編成する、通称「とくしま記念オーケストラ」を2011年に設立し、今年2月まで7年間、演奏会などの事業を行ってきました。

 知事と旧知の仲と言われる川岸美奈子氏(音楽プロダクション元代表)が事業をほぼ一手に担っていました。

 その川岸氏が脱税で有罪に。隠していた所得の大半は記念オケの業務で得たものと言われています。

  • 約10憶円もの税金を投入した事業が適正であったのか、県費を何にどう使ったのか。
  • 川岸氏が代表を務めていたアンサンブルセシリアは会社設立以来27年間税金の申告をしたことがないと言われます。なぜ知事はこのような人物に事業を任せ、厚遇したのか。
  • なぜ事業費の流れが不透明なのか。

など、県民に明らかにすることが求められます。

母親大会が要望書を県に提出

 10月15日、「母親大会実行委員会」は、県母親大会でまとめた14項目にわたる「要望書」を県に提出し、懇談しました。県議団からは、上村県議と私が同席しました。

 平和や核廃絶、憲法問題、徳島病院の存続、消費税10%増税止めて、自営業家族の働き分認めない所得税法56条は廃止を、ゆきとどいた教育のための教員(正規)の増員と少人数学級の実現、県民が気軽に集まって活動できる場を安く提供してほしい等々、幅広い要望それぞれについて、各担当課と熱心な議論がなされました。

戦争する国づくり許さない!

「9のつく日行動」津乃峰町にて

 「9のつく日行動」10月19日は、津乃峰町で行いました。毎月、9のつく日、その他、週に2~3回市内各地で行動しています。

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