上村恭子ニュース No.73 - 日本共産党 徳島県委員会

日本共産党徳島県議団


上村恭子ニュース No.73

上村恭子ニュース No.73

西日本豪雨災害 党県議団で三好市山城町調査

民家の敷地内に流入した土砂(山城町八千坊地区)

 7月、西日本を襲った豪雨は、徳島県西部にも大きな爪痕を残しました。広島、岡山、愛媛のような人的な被害はなかったものの、土砂崩れなど、深刻な被害が発生しました。

 16日、前三好市議の美浪さんの案内で、党県議団3名で山城町に入り、現地調査を行いました。

 山城町では、あちこちで山腹崩壊が起こり、国道319号線、県道271号線の主要幹線だけでなく、市道も通行止めとなっていて、地元の方に聞きながら、迂回路を通って数か所の現場を見て回りました。

 山腹の大崩落や道路の決壊場所が何か所も起こっていて、大変な状況だということが一目でわかる状況でした。

路肩が崩落した県道271号線(山城町粟山地区)

 八千坊地区では、「埋まっていた大きな岩が大雨でむき出しになった。あれが転がってきたら、うちの家はひとたまりもない。早く撤去してほしい。」「家の敷地に土砂が流れ込み、出入りできなくなった。県外の息子たちが連休に帰ってきて歩いて出られるようにはしてくれたが、せめて軽トラで出入りできるようにしてもらいたい。年寄りの一人暮らしなので、どうしようもない。」など、切実な声が寄せられました。

県と三好市に要望を届けました

県西部県民局(三好庁舎)

 現地調査をふまえて、19日、美浪前市議とともに県西部県民局(三好庁舎)と三好市役所を訪問し、要望書を届けて懇提出し、懇談しました。

 県西部県民局では、通常業務に加え、今回の被害の早期復旧の取り組みに職員総出で当たっているとのことでしたが、人的体制や予算面の支援などが必要です。

三好市役所(市長室で)

 三好市では黒川市長に直接要望書を届け、懇談することができました。

 黒川市長は、私たちが要望を受けていた家屋近くの岩の撤去については、市長自身が現地に出向き、岩を砕くよう職員に指示したとのことで、迅速な対応に感謝しました。

 三好市では、孤立集落の住民には、職員の支援チームが、毎日歩いて訪問し、支援物資も届けているが、近々市営住宅(無償・家具、家電も用意)に移ってもらう予定だとのことでした。

 今回の災害の被害額は、三好市の年間の土木予算に匹敵する額とのことで、あらためて被害の大きさに驚きました。

 国・県からの支援が必要だと痛感しました。

 県・三好市に要望した項目は次の4点です。

  1. 道路の改修、復旧について
  2. がけ崩れ・土砂対策について
  3. 迂回路確保について
  4. 国・県に災害復旧事業等の支援を求めること
徳島県にも「住家防災(がけくずれ)対策事業」を

 県と三好市に要望を届けた際、私たちは、高知県のすべての市町村で取り組まれている先進的ながけ崩れ対策事業、「住家防災対策事業」を紹介し、徳島県でもこの制度を創設することを提案しました。

 この事業は、市町村が取り組むがけ崩れ対策に、事業費の二分の一を県が補助するものです。

 現在、徳島県が行っている「急傾斜地崩壊対策事業」では、対象戸数が5戸以上などの条件が付けられていて、過疎地域では該当しない場合が多いのですが、高知県の「住家防災対策事業」は、「1戸以上」となっています。また、がけ崩れの兆候が明らかになっていなくても客観的に危険性があると認められる場合は対象となるなど、大変優れた内容となっています。

中学生と交流 夏休み中学生県議会体験会

 27日、夏休み中学生県議会体験会が開催されました。

 「開かれた県議会」の一環として、県議会や議員活動等に対する関心をより一層高めてもらえるよう、毎年この時期に取り組んでいるものです。

 県内の中学生35人、県議会議員は議長、副議長、各会派から10人が参加しました。日本共産党からは、今年は私が参加しました。

 本会議場で議会活動の概要説明を聞いた後、4つのグループに分かれて、それぞれ委員会室でテーマ別に意見交換を行いました。

 私は、第1グループ、「災害から地域を守ろう」に参加しました。

 校舎や体育館の窓にガラスの飛散を防ぐフィルムを貼ったり、地域の避難訓練に参加したり、実際に地震や津波などの災害時にどこへ避難するか等家族で話し合った等、各自の取り組みを発表したり、「災害が起こったとき、議会(議員)は何をしてくれるんですか?」など、率直な質問に議員が答えたりするうちに、お互いの緊張も解けてきました。

 参加された中学生のみなさんが、議員を身近に感じ、議会活動に興味を持ってもらえたら嬉しいのですが。

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