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日本は条約参加を 核兵器廃絶訴え原水協が行動

署名に応じる市民

 県原水協は6日、徳島駅前で「6.9行動」を行い「ヒバクシャ国際署名」を呼びかけました。

 猪本百合子事務局長は「今年も原水禁世界大会が行われ、全国から世界から代表がつどい、核兵器廃絶を世界に発信した」と報告しました。さらに「核兵器禁止条約をめぐって、せめぎ合いが激しくなっている。アメリカ・ロシアなどは核先制使用すら公言している。これは『核抑止力論』を自ら否定するものだ」と批判し、「世界の本流は核兵器廃絶。この流れは、さらに力を増している。核保有国の逆流は説得力を持たない。市民の声が世界を動かす時代を迎えている」と語りました。

 そして「日本政府はアメリカの『核の傘』から抜けだし、核兵器禁止条約に参加すべきだ。北朝鮮の脅威の口実は崩れた。軍拡を中止し、沖縄新基地建設を止めるべきだ」と訴えました。

 署名に応じた徳島市の女性(85)は「戦争中、神戸で空襲にあい焼け出された。その後『広島に原子爆弾が落とされたらしい』という話を聞いた。戦争はイヤだ。まして核兵器は絶対になくして欲しい」と語りました。

 同市の女性(73)は「私は原爆の事を学校でまともに教わった記憶がない。原爆のことを自ら学ばなければ知ることができない。これでは若い人がよく知らないというのは当たり前だ。学校でしっかり教え、若者たちが正しい判断をできるようにしないと、良い社会はつくれない」と力を込めました。

 別の女性(35)は「日本は『核兵器が使われるとこんな悲惨なことになる』と伝えることができる唯一の国だ。核兵器をなくす先頭に立つ日本になって欲しい」と訴えました。

――――徳島新報2018年9月16日号より

自民党員も安倍はダメ 脱原発金曜行動にエール送る

リレートークする参加者たち

 原発からの撤退を求める322週連続の「金曜行動」が7日、徳島駅前で行われました。

 リレートークを聞いた青年2人が「原発反対の(行動)だ」「ずっとやってるよね」と会話し、「原発反対、再稼働反対」とコールしながら通って行きました。

 行動を見つめて立ち止まり、カンパを差し出した埼玉県の男性は「私は今も自民党籍を持っているが、あれだけの事故が起こったのに原発を推進する安倍政権はダメだ。廃炉に30年~40年はかかる。その廃炉のための費用を税金で国民に押しつけるつもりか。年金の積立金もその半分を株式市場に取り上げて、株を買い支えている。日銀が国債を買い上げているのも異常だ。これらが暴落すれば日本経済もボロボロになる。こんな政治はおかしいということは自民党でもわかっているはずだ」と語気を強めました。

 リレートークで徳島市在住の横山良神戸大学名誉教授(73)は「台風21号の災害に続いて、昨日(6日)には北海道で大地震が起こり、関西空港は機能がマヒした。運営会社幹部は『想定外の事態だ』と言っているらしいが、想定外の事が起こるのが災害だ。まして原発の事故は想定外ですらない。事故が起こりうることがわかっているのに再稼働させるなど自殺行為だ」と批判しました。

 そして「北海道の地震で記録された揺れは、原発が想定している揺れの倍を超える。もしこの揺れが原発の真上で起これば大変な事態になる。今回も泊原発の真上でこの揺れが起きなかったことは運がよかったと捉えるべきだ。もう『想定外』との言い訳はきかない。原発から撤退するしか道はない」と訴えました。

 同市の尾華優博さん(68)は「北海道の地震は、日本のどこで地震が起きてもおかしくないことを実証した。こんな日本で原発を再稼働するなど許せない」と力を込めました。

 その後、四国電力徳島支店に向けて、駅前をデモ行進。男子高校生3人がコールに合わせて「原発いらない」と叫んでいました。

――――徳島新報2018年9月16日号より

九条の会がスタンディング

プラスターを掲げて「憲法守れ」とアピール

 九条の会徳島は9日、徳島駅南の元町交差点でスタンディング宣伝を行い16人が参加しました。

 「I LOVE 憲法」「守ろう憲法」の黄色いプラスターを持ってアピールしました。 行動に参加した神山町の男性(39)は「憲法9条は守らなければならない。安倍首相は国民の声を聞いて欲しい。(安倍政権には)様々な問題があるが、少なくとも憲法は守って欲しい。憲法を守るため国民が団結して声をあげるときだ。市民と野党の共闘を発展させなければいけない」と力を込めました。

 徳島市の男性(37)は、「今、北海道地震などの大災害で自衛隊の人たちが被災者の救援に全力をあげている。その自衛隊が日本を見捨てて海外の戦争に行かなければならなくなるなんておかしい。憲法9条は絶対に変えてはならない」と語りました。

 九条の会徳島の見田治事務局次長(徳島市議)は「憲法9条を守るたたかいは、沖縄のたたかいと連帯したたたかいになっていると思う。沖縄県知事選での勝利を勝ち取り、9条を守り抜きたい」と決意を込めました。

――――徳島新報2018年9月16日号より

人々の力が平和守る 九条の会徳島が「コスタリカの奇跡」上映

あいさつを行う上地事務局長

 九条の会徳島は9日、徳島市内で映画「コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~」の上映会を開きました。

 上映に先立ってあいさつに立った上地大三郎事務局長(弁護士)は「中米の小さな国であるコスタリカは、軍隊を持たずに平和を守ってきた。決して平坦な道ではなく、様々な困難を乗り越えながら守った道だ。折しも今、日本では憲法改正が議論されている。どのように平和を実現するのか、一人ひとりが考える一助に、この映画をしてもらいたい」と呼びかけました。

 映画を見た徳島市の男性(28)は「コスタリカの国民性のすごさを感じた。指導者たちがすぐれているだけでなく、国民が平和を守っているのだと実感した。これが教育の力だと思う」と話していました。

 板野郡の男子大学生(22)は「軍隊を解体したまま平和を守ってきた実績はすごいと思う。実際に侵略を受けたり、紛争が起こった時に、武力に頼るのではなく、国際法やコスタリカ憲法によって対処・解決したことは本当にすごいことだと思う。他国に称賛される平和憲法を持つ日本が見習わなければならない姿勢だと感じた」と話していました。

――――徳島新報2018年9月16日号より

戦争犯罪に時効ない 県国賠同盟が総会

開会のあいさつを行う大栗会長

 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟徳島県本部は8日、徳島市内で2018年度総会を開きました。

 大栗丸人会長が「治安維持法の再来を許さないたたかいを広げよう」と開会のあいさつを行いました。

 日本共産党徳島県委員会を代表し、来賓あいさつを行った古田元則書記長は「治安維持法下での先人たちのたたかいを明らかにすることは、歴史を元に戻させないたたかいでもある」とのべ、「安倍政権が狙う9条改悪を許せば、国の命令に背くことのできない軍部中心の社会にされかねない。今ががんばり時だ。沖縄県知事選で必ず勝利し、市民と野党の共闘を強化しよう」と呼びかけました。

 また同盟中央本部の増本一彦会長のメッセージが披露され、市民と野党の共闘の広がりの中で、治安維持法犠牲者への国家賠償法を求める請願に賛同する国会議員が108人まで増えたこととして、「安倍改憲を許さないたたかいをすすめ、同盟の自力をつける会員拡大を」との訴えが紹介されました。

 その後、山本茂喜事務局長が活動報告し、「戦争犯罪と人道に反する罪に時効はない。治安維持法犠牲者への謝罪、賠償を求めるたたかいは、戦争をしない日本国憲法を守るたたかいでもある」とのべ、「市民と野党の共闘は、国会の中では少数かも知れないが、国民の中では多数派であることに確信を持とう。とりわけ沖縄県知事選は負けられないたたかいだ。安倍政権は維新と創価学会を取り込んで、なりふり構わず業界締め付けと、金権選挙を仕掛けてきている。いささかも軽視できない。沖縄に連帯し、翁長前知事の命をかけた壮絶なたたかいを必ず引き継ごう」と呼びかけました。

 討論の中で「治安維持法では、子どもまでが逮捕・拷問をうけた。10月の四国ブロック会議では、10歳の時に逮捕され、拷問を受けた人が証言を行う予定だ。参加をひろげよう」との呼びかけや、「徳島地裁の真横に、東警察署を移転させる工事が進められている。三権分立を脅かすもので、権力の癒着は治安維持法の再来を招きかねない。同盟としても反対の運動をおこそう」との提起が行われました。

 最後に「国家賠償を求める署名を過去最高数集める」「同盟拡大と世代継承を強める」などとした活動方針と、「沖縄県知事選勝利で辺野古新基地建設中止を」などとする2つの特別決議を全会一致で採択しました。

 今期で顧問を勇退した梯富子氏(元徳島市議)は「民主的革新運動の先駆者の後を引き継ぐために、今後も一同盟員として全力をつくす」と語っていました。

――――徳島新報2018年9月16日号より

日本共産党参議院議員 仁比そうへいです

福山市で運送事業者に被害を聞き取る仁比氏

 西日本豪雨災害から2カ月。とてつもない土砂や瓦礫に埋まり未だ手付かずの集落があります。片付けこそ終えても、住宅や生業を再建する見通しが立ちません。その根底には、格差を広げ市町村合併など地域を痛めつけてきた安倍政治があります。防災事業より大型開発偏重の公共事業や都市開発のあり方が根本から問われています。「想定外」「被災者も自己責任」など絶対に許されないのです。

 私たちは「民地内の土砂撤去も全額公費」「商工業者にもグループ補助金」など支援策を大きく前進させてきました。被災現場から声を上げ「住民こそ主人公」の運動で、政治を変えましょう。

 被災地の苦闘をよそに「総裁選圧勝」のパフォーマンスばかりに熱中する安倍総理。抑え込まれ膝を屈していく自民党。情けない限りです。広島・長崎の平和祈念式典では、被爆地の要求、朝鮮半島の完全な非核化と北東アジアの平和への激動に逆らって、核兵器禁止条約に一言も触れませんでした。「もううんざりだ」―渦巻く声に応える「本気の野党共闘」に全力を尽くします。

 翁長知事が急逝され、9月30日投票で闘われる沖縄県知事選挙。先の県民大会は、台風接近のなか7万人が結集し、「絶対にあきらめない」「最後に根負けするのは安倍政権の方だ」という決意がみなぎりました。「次の国会に改憲案提出」「参院選前に国民投票」など、真正面からふきとばし安倍政治を終わらせるかつてない運動を広げようではありませんか。

――――徳島新報2018年9月9日号より

白川よう子連載「YOU気りんりん!」

高松市で27日訴える、(左から)田辺氏、秋山氏、白川氏

 8月は高松から離れず香川県知事選、県議会議員補欠選挙に没頭させていただきました。とりわけ県議会議員補欠選挙は、私が辞職をした後の欠員を埋める選挙。後継として決意してくれた32歳の青年候補の秋山時貞さんを、何としても当選させようと頑張り抜いた闘いでした。

 結果は残念ながら次点。涙をのんで見上げた夜空には、まんまるお月さん。来春の本選挙で必ず当選させて、私も前進あるのみで頑張るぞ!と満月に誓いました。

 この選挙戦でも自力の不足を心の底から感じる日々。負けた選挙だからこそ、やらなければならないことがハッキリ見えてきました。「月間」が提起した目標を真正面から受け止めて、自分自身が変わることが必要だと痛切に感じています。期待の声に応えられる党へ生まれ変わるためにも、9月は特別な決意と覚悟を持って頑張ります。

 たたかいは沖縄の県知事選挙へ。故・翁長知事の遺志を受け継ぐ玉城デ二ー氏の擁立が決まりました。辺野古新基地阻止への圧倒的民意に沿った「オール沖縄」と、新基地建設推進の自公勢力との総力戦です。負けるわけにはいきません。四国中からの様々な形での支援で必ず勝利しましょう!

 香美市では定数20に対して、日本共産党は6名の候補者を擁立して闘いました。私も香美市に入り、松本けんじ高知1区予定候補とともに「安倍政治への審判を香美市から下そう。」と訴えました。

 (みごと全員当選!議席占有率全国1位の力を生かして、いっしょに頑張ります)

――――徳島新報2018年9月9日号より

「何も変わらない」はウソ 県弁護士会が憲法討論会

講演する棟居氏

 徳島弁護士会は9月1日、徳島市内で「憲法改正どうするの?」と題した憲法討論会を行い約100人が参加しました。

 開会のあいさつにたった徳島弁護士会の坂村隆明副会長は「改憲への是非を国民自身が問われる可能性が高まっている。判断の一助としてほしい」と呼びかけました。

 専修大学法科大学院の棟居快行(むねすえ・としゆき)教授が「自衛隊明記の改憲案とその周辺」と題した基調講演を行いました。

 棟居氏は「憲法を改正されたらどうなるか、相手の何手も先を読む必要がある」と呼びかけ、「だいたい『絶対もうかります』『損はしません』というのが詐欺師の手口。安倍首相は(憲法に自衛隊を書き込んでも)『何も変わらない』というがそれはウソだ」と批判しました。

 さらに「集団的自衛権は認められない」としてきた従来の政府見解を紹介し、「安倍首相は国民投票という憲法上の手続きも行わないまま、勝手に解釈改憲を行い、集団的自衛権行使を容認した。憲法改正をみとめればそれを追認することになる。勝手に憲法解釈を変えておいて『なにも変わらない』とごまかす。国民が怒るのは当然だ」と批判し、「もし改憲の国民投票を行うのならば、安倍首相は政治生命をかけねばならない」と語りました。

 その後、徳島弁護士会憲法委員会の大西聡会長をコーディネーターに、立石量彦、永本能子両弁護士が、改憲派、護憲派を演じて模擬討論を行いました。

――――徳島新報2018年9月9日号より