28日

先進国の証は脱原発 原発ゼロ徳島が第8回総会

総会であいさつをする服部共同代表(左端)

 原発ゼロ徳島連絡会(原発からの撤退、自然エネルギーへの転換を求める徳島県連絡会)は21日、徳島市内で第8回総会を開きました。

 開会のあいさつにたった服部敏彦共同代表(徳島大学名誉教授)は、伊方原発再稼動の差し止めの仮処分を出した広島高裁決定を評価し「小泉、細川両元首相らが脱原発に向けた法案骨子を発表した。私たちと全面的に一致する。原発なくせが国民多数の声だ」と強調しました。

 そして、「もんじゅの廃炉が決まったが、冷却に使うナトリウムはその取り出し口もなく、廃炉の道筋さえ見えていない。また政府は核のゴミの地層処分の『適地』マップを出したが、日本のどこにも『適地』などない。原発をすべてなくすまで、国民とともにたたかおう」と呼びかけました。

 その後、齋藤隆仁共同代表(徳島大学教授)が2017年の活動報告と、「福島を忘れるな、3.11徳島集会」の成功、毎月11日のイレブンアクションの継続などの活動方針を提案。新年度役員体制などとあわせ満場の拍手で採択しました。

 閉会あいさつにたった四宮文男共同代表(県保険医協会・医師)は「かつては原発を持つことが先進国の証しだったのかもしれないが、今では原発をなくしてこそ先進国だ。原発のない日本をつくろう」と訴えました。

――――徳島新報2018年1月28日号より

権利はたたかいで 憲法連続講座で性差別学ぶ

麻生氏の講義に聴き入る参加者

 つなぐ阿波女の会は21日、徳島市内で鳴門教育大学の麻生多聞准教授を招いて、7回目となる「憲法の出前授業」を行いました。

 今回のテーマは「性差別を禁ずる憲法14条と、今なお残る雇用における性差別」です。

 麻生氏は女性の管理職登用度が、課長レベルで2.6%、部長レベルで1.6%に過ぎない現状をしめし、いまだに続く雇用における女性差別の実態を告発しました。

 そして1985年の男女雇用機会均等法にふれ「経済界の圧力で罰則規程はない努力義務に過ぎず、総合職、一般職という形で男女差別がそのまま残った」と告発しました。

 さらに「1997年の均等法改正で、ようやく努力義務から禁止規定となったが、刑事罰はなく、違反企業名の公表のみ。しかも違反企業が公表されても報道もされず、だれも知らないままの骨抜き規程だ」と批判。「しかもこの時、深夜労働の禁止など女子保護規定も撤廃された。これでは雇用の平等ではなく『過労死の平等』だ」と批判しました。

 そして「憲法で規定されていても、自動的に権利が与えられるものではない。たたかいによって一歩一歩かちとられるものだ。憲法9条もそうだが、憲法と現実が異なることは数多くある。憲法に基づく政治を求めるたたかいをすすめよう」と呼びかけました。

 その後フロアからの「ドイツのように憲法裁判所が必要ではないか」「非正規雇用の拡大によって女性の雇用が悪化しているのではないか」などの質問に「選挙という民主的手続きを経ていない司法府が、選挙をへた立法府に過度に介入すべきでないというのが、憲法学の主流な意見で、具体的な権利侵害を経ないと違憲裁判を起こせないのが現状だ。ただ最高裁長官を内閣が選んでいることも考える必要がある」「派遣労働は、本来禁止されていた労働者供給事業を、ほぼ全面的に解禁したものだ。大学の中でも非正規が増えてるのが現状だ。いま非正規で働く人の権利を守るたたかいとあわせて、そもそも、非正規という働き方をなくすたたかいを広げることが大切だ」と答えていました。

――――徳島新報2018年1月28日号より

しなやかに粘り強く 沖縄のたたかいへ連帯集会

山城氏による沖縄のたたかいの報告に聴き入る参加者

 市民連合・徳島と徳島人権・平和運動センターは21日、徳島市内で沖縄平和運動センターの山城博治議長を招いて「辺野古新基地建設反対!沖縄に連帯する徳島集会」を開き280人が参加しました。

 山城氏は沖縄のたたかいを実体験を通じて報告し「いまこの国のあり方が変えられようとしている。安倍首相がめざす憲法改悪は日本を軍事国家にしかねない。北朝鮮の脅威にも圧力一辺倒の安倍首相にもはや、日本外交をまかせるわけにはいかない」とのべ、「どんなに相手が強いように思えても、必ず潮目が変わるときがくる」と語り「沖縄のたたかいは、悲壮感はなく常に笑顔でいっぱいだ。しなやかに、したたかに、ねばり強く、引いてはかえす波のように、たたかい続けている」とのべました。

 また「2月4日投票の名護市長選は非常に緊迫した情勢だが、必ず勝たねばならないたたかいだ」と強調し、相手陣営の「稲嶺市長では国から予算が下りない」などのデマ攻撃を事実で反論。「基地交付金は原発交付金と同じ。基地をつくるときだけお金を出す。いったん手をつけると2つ目、3つ目とつくらせることになる。交付金に頼らない町づくりをすすめる稲嶺市政に、沖縄経済界からも期待が寄せられている」と紹介しました。

 そして自公陣営のなりふりかまわぬ手法を批判し「市民本位の市政を金の力で覆そうとする。こんな勢力に絶対に負けるわけにはいかない。平和と未来をかけたたたかいだ」と名護市長選への支援を呼びかけました。

――――徳島新報2018年1月28日号より

「セクハラない職場を」田中裁判を支援する会結成

田中氏を支援するために集った人々

 セクハラ・パワハラに対して、裁判でたたかっている田中飛鳥さんを支援する「田中裁判を支援する会」の結成総会が21日、徳島市内で行われ80人を超える人々があつまりました。

 徳島中央郵便局で働く田中さんは16年、JP労組の歓送迎会で同僚男性2人からセクハラをうけました。さらに相談をした女性上司からも逆に男性職員への謝罪を強要されるなどのパワハラを受けていました。

 田中さんと徳島自治労連は、謝罪と再発防止を求めて会社と交渉を重ねてきましたが、解決にいたらず昨年12月に徳島地裁に提訴しました。

 田中さんは「職場に居続けることが怖い毎日で、心が折れそうになることもあるが、セクハラ・パワハラのない職場にしたい」と声を詰まらせながら訴えました。

 菊池真喜男弁護士は、事件の経過を説明した上で「裁判は長期に及ぶことが予想され、どんなに芯の強い人でも孤独感に襲われる。これを支えられるのは弁護士ではない。支援するみなさん一人ひとりだ」と呼びかけました。

 県国公共闘の杉山元資郎事務局長は「労働者を守るべき労働組合内でセクハラ行為が起こったことは許せない」とのべました。

徳島市の小野木真由美さん(59)は「かつて同僚がセクハラとたたかい、改善をかちとったが、セクハラは長期にわたって心を傷つける。勇気をもって告発した田中さんを支えてゆきたい」と話していました。

――――徳島新報2018年1月28日号より

脱原発求め金曜行動 高校生たちもコール

原発再稼動反対を訴えデモ行進する参加者

 「原発再稼動反対!徳島有志の会」の289回目の金曜行動が19日、徳島駅前で行われました。駅前でのリレートークのあと、四国電力徳島支店まで「伊方原発再稼動反対」「原発なくすの大人の責任」などとコールしながらデモ行進しました。デモとすれ違いながら高校生達が少し恥ずかしそうに「原発いらない」とコールに合わせていました。

 徳島市の佐古竜巳さん(41)は「原発をすすめる政府に言いたい。『原発なくても大丈夫です、自然エネルギーがあるから』と。日本の安全保障の危機?『大丈夫です、憲法9条があるから』と。『大丈夫です、あなたの政権でなくても』」と訴えました。

 横山良神戸大学名誉教授は「もんじゅの廃炉も決まり、高速増殖炉を前提とした核燃料サイクルの破綻は明瞭になった」とのべ、「その結果日本にはプルトニウムが47トンもたまっている。これは核兵器に転用することができる。『日本は事実上の核保有国だ』というとんでもない政治家もいるが、さすがに政府内でも『こんなにプルトニウムを貯め込んでいいのか』と疑問の声が上がっている。無理の上に無理を重ねる原発推進政策はただちにやめるべきだ」と訴えました。

――――徳島新報2018年1月28日号より

共産党が県党学校

田代氏の講義に聴き入る参加者

 日本共産党徳島県委員会は20日、板野郡内で党中央国際委員の田代忠利出版局長を招いて「綱領と政策」をテーマに県党学校を開きました。

 次回は2月10日に、同じく田代氏が「党史」について講義を行う予定です。

――――徳島新報2018年1月28日号より

市民の声で憲法守れ 共同センターが署名呼びかけ

3000万人署名に応じる市民

 徳島憲法共同センターは19日、徳島駅前で毎月定例の「19日行動」を行い、3000万人署名を呼びかけました。

 沖縄の名護市長選への支援ボランティアに参加した新婦人県本部の山田節子会長は「沖縄は何度も新基地建設NOの審判を下してきた。しかし安倍政権はあくまで基地建設に固執して、あらゆる手段で稲嶺市政を倒そうと汚い選挙を行っている」と報告し「アメリカが世界中に戦争を仕掛けるための沖縄新基地。ぜったいにつくらせない。沖縄と本土が連帯し必ず勝利しよう」と名護市長選挙への支援を呼びかけました。

 日本共産党の上村恭子県議は「安倍政権は、『今国会で憲法改正の発議を』と公言している。現憲法のもとでも自衛隊を戦地に送った安倍政権に、自衛隊を明記した憲法を与えたらどうなるか。私たちは市民と野党の共闘で必ずこの狙いを阻止する」と決意を込め、「市民の声が決め手だ」と3000万人署名への協力を訴えました。

 徳島労連の山本正美議長は「万が一北朝鮮との軍事衝突がおこれば、日本は第二次大戦に匹敵する被害がでるといわれている。こんな事態は絶対に防がなくてはならない。軍事的対応では危険を高めるばかりだ。憲法9条を生かした平和外交こそ求められる」と力を込めました。

――――徳島新報2018年1月28日号より

早く知りたかった 雑誌「女性のひろば」でカフェ

「ひろば」への思いを語り合う参加者

 日本共産党県女性後援会が中心となって組織する「女性のひろばを読む会」が20日、徳島市内で「女性のひろばカフェ」を開きました。

 「女性のひろば」は1979年に創刊された日本共産党中央委員会発行の雑誌です。参加者一人ひとりが女性の広場への思いを語りあいました。

 購読を初めて半年だという女性は「政治のことだけでなく、生活や健康のことなど、好きな記事が必ずある。こんな読みごたえのある雑誌はなかなかない」と話していました。

 徳島市の大寺玲子さんは「創刊からずっと購読している。他人にプレゼントした数号を除いて全て保管している」と「ひろば」への思いを語りました。

 同じく徳島市の伝住美智子さんは「この間読者拡大に頑張っているが、『こんな面白い本をなんでもっと早くすすめてくれなかったの』と言われた」と笑いを誘っていました。

 「長男の配偶者がモデルとして表紙に載った」と127号(1989年9月号)を持ってきた女性も。古田美知代前県議が「教師時代、長期に休みがとれたとき、まとめ読みして編集部に手紙を送るのを楽しみにしていた」と語ると、「この127号に古田さんの投稿のってるよ」と話が弾んでいました。

 「読む会」を中心となって準備してきた祖父江桂子さんは「310円でこれだけの内容がある。読者の交流もすすめ『ひろば』を拡大したい」と話していました。

――――徳島新報2018年1月28日号より