17日

YOU気りんりん!vol.25 ―白川よう子新連載―

八幡浜市の演説会で(6月24日)

 6月定例県議会が始まり、土日を中心に四国を駆けまわっています。中村まで5時間、八幡浜は4時間。移動時間も半端なく、超多忙ですが、行く先々で暮らしの大変さを実感します。

 そんなことはお構いなしの国政。共謀罪を強行し、森友・加計疑惑にはふたをして通常国会は閉会、野党の臨時国会開会の要求にも耳を貸しません。稲田防衛相の自衛隊発言や、豊田議員の暴言・暴行など、安倍政権と自民党のおごりは目に余ります。国民のきびしい審判がいよいよ重要です。

 6月18日投票の高知県津野町議選で、大崎健夫さんが4位で議席を回復しました。

 17日は四万十市と宿毛市でつどいに参加。参加者から「白川さんの話がいよいよえい。どうしても国会に送りたい」とのお言葉を頂き元気百倍!

 18日は民青同盟香川県委員会の「若者憲法集会」の報告会&憲法学習会に参加し、交流しました。「白川さんの話に励まされた」との青年からの感想。私の方こそ仲間を増やし続けている香川の民青の仲間たちに励まされました。

 24日は愛媛県八幡浜市で岩渕友参議院議員を迎えて演説会。市議選に遠藤あやさんが遠藤素子さんの議席を引き継ぐために奮闘しています。

 25日、今治民商創立50周年記念イベント「いまみんフェスタ」は約2,500人が参加して大盛況。私も来賓として紹介され「力を合わせて憲法と商売を守り抜こう」と訴えました。夕方は香川の観音寺市東支部のつどいでも訴えました。

――――徳島新報2017年7月16日号より

「立憲主義破壊のクーデター」憲法の出前授業2回目

麻生氏の講義に聴き入る参加者

 「つなぐ阿波女の会」(八木正江代表)は9日、徳島市内で鳴門教育大学大学院の麻生多聞准教授を招いての連続講座「憲法の出前授業」を開きました。同講座は6月11日に続いて2回目となります。

 麻生氏は「集団的自衛権の行使は憲法上許されないという政府見解は、半世紀にわたって維持されてきた」と語りました。

 さらに「内閣法制局は、法案の憲法適合性を事前に審査する重要な機能をはたし、首相でも容易に介入できない『独立性』を誇ってきた」とのべた上で、「安倍首相はここに介入し、法律の専門家でもない外務省の駐仏大使である小松一郎氏を局長にすえ、集団的自衛権の行使容認の閣議決定を強行した。これは立憲主義を否定する集団によるクーデターだ」と強く非難しました。

 また、集団的自衛権を口実に起こされた数々の戦争の実態を詳細に紹介し、「実態は全てアメリカの軍産複合体の利益のために行われた『侵略』だ」と告発しました。

 そして自衛隊の「軍事力」を様々な指標を使って世界と比較し、「実質的な軍事費はドイツ、フランスをも上回る世界6位。『専守防衛で大丈夫か』との議論があるが、すでに突出した『軍事力』を日本は持っている。アメリカに頼る必要性はない」とのべました。

 さらに話は尖閣諸島・竹島問題に。「歴史的にも法的にも日本の領土であることに疑問の余地はない」とした上で、「日本が過去に行った侵略戦争への両国民の感情を考えなければならない」とのべました。

 そして、米中間の経済の相互依存関係を多様な角度から分析し、「アメリカは中国との関係をこじらせるつもりは毛頭ない。日本防衛のための日米安保発動など、アメリカ議会が承認するはずもない。そもそも、在日米軍には日本を守るための部隊はなく、海外への殴り込みを専門とする部隊ばかりだ」と解明し、「日米安保は日本を守らない。集団的自衛権の行使は、アメリカの下請けとして海外で戦争をすることになる」と批判しました。

 そして尖閣をめぐる現実的な対応として「中国脅威論を煽る勢力に欺されてはならない。中国が尖閣周辺に出しているのは、武装はあるが監視船。これは警察力にあたる。警察力には警察力で対処しなければならない。決して日本が『軍事力』である自衛隊を出さないことだ」とのべ「領土問題は時間がかかっても冷静な話し合いが大切だ」と訴えました。

 その後麻生氏は、「他国からの攻撃の定義はなにか。拉致は攻撃にあたるのではないか」「尖閣、慰安婦問題は本当に話し合いで解決できるのか」などの質問に「拉致は許さないが、これは国際犯罪として対処すべきだ」「(中国などは)体制維持のためにナショナリズムを日本に向けている面もあるが、日本が歴史的に非道な事をしたのも事実。そこから出発する必要がある」と回答しました。

 最後に麻生氏は、しばらく上を見上げ沈黙。こみ上げる思いを込めるように「いま教育現場では、このような授業を行う事が困難になりつつある。機会を与えてくれた皆さんに感謝する」と結びました。

 先月に続いて参加した徳島市の女性(43)は、「安倍政権の強行なやり方に危機感を持っている。このような場で学ぶ人を増やしたい」と語りました。

 同講座は、月1回のペースで12回行う予定です。3回目は8月27日に行われます。時間はいずれも午前10時から2時間程度。場所は徳島市東沖洲のマリンターミナルビル2階会議室です。資料代として毎回500円が必要です。問い合わせ先は、080(3167)4021(松岡さん)です。

――――徳島新報2017年7月16日号より

「子どもに平和な未来を」ピースアクションリレーで訴え

「バンドー少年物語」を演ずるNKBの子どもたち

 とくしま生協、徳島大学生協、科学者会議県支部など6団体で組織する実行委員会は8日、徳島市内で「2017しこくピースアクションリレーin徳島」を開き約170
人が参加しました。

 とくしま生協副理事長の多田道代実行委員長は開会のあいさつで「みんなで議論して、平和な日本、もっと優しい日本を子どもたちにのこそう」と呼びかけました。

 会場では、「自分の一番幸せな写真」をプリントして飾る「平和の短冊」や、原爆パネルの展示、防空壕体験など多彩な取り組みが行われました。

 また徳島大学の学生が、広島市長、長崎市長から寄せられたメッセージをピアノの伴奏に合わせて読み上げました。

 うたの広場「NKB」の子どもたちや、「第九を歌う会」などが板東俘虜収容所でドイツ兵との交流を願う子どもたちと、危険を恐れる地元住民の間で葛藤する松江所長と、その後の交流を描いた「バンドー少年物語」を披露しました。

 県原水協の猪本百合子事務局長は、核兵器禁止条約が国連で採択された事を紹介。「発効すれば、核保有国の艦船は、核兵器を搭載していない事を証明しないかぎり、条約締結国の港に入港もできなくなる」と条約の威力を示し、「日本の会議不参加に失望が広がっているが、政治を変え条約に参加・批准させよう」と呼びかけました。

 その後市内を「子どもに平和な未来を」「核兵器も戦争もなくそう」「平和憲法を守ろう」とコールしながらパレードしました。

参加した小松島市の男性(39)は、「医療は平和でないとなりたたない。命を守るため平和を守らなければならない」と話していました。

――――徳島新報2017年7月16日号より

短冊に願いをこめ 七夕の日、脱原発求め行動

徳島駅前をパレードする参加者

 原発再稼動反対・徳島有志の会の261週連続の「金曜行動」が7日、徳島駅前で行われ16人が参加しました。当日は七夕、参加者たちは「原発のない住みやすい世界を子どもに」「原発をなくせられる日本がいいです。お願いします」「世界中から原発がなくなりますように」とそれぞれの願いを書いた短冊を笹の枝に取り付けていました。

 5人がリレートークをした後、「安全いうなら原発いらない」「安心いうなら原発いらない」とコールしながら四国電力徳島支店へ向けパレード。途中ネクタイ姿の男性サラリーマンの集団が大きく手を振り声援を送っていました。

 衣川やす子さん(42)は「国が責任を持って原発を考えるべきだ。被災地では人間らしい生活が壊されたままで未来が見えない。再稼動をやめないと日本中にその危険がある」と訴えました。

 佐古竜巳さん(41)は、「安倍首相はウソばかりつくので、いっそ解りやすい。安倍首相が『原発は安全だ』というのなら『危険だ』ということだ」とのべ、「フクシマの事故から学んで外国がどんどん原発から撤退するのに、事故を起こした日本が推進なんておかしい」と呼びかけました。

――――徳島新報2017年7月16日号より

核兵器禁止条約日本不参加に絶句 原水協がヒバクシャ署名

署名に応じる市民

 県原水協は6日、徳島駅前で、ヒバクシャ国際署名を呼びかける「6・9行動」を行いました。

 山本正美代表委員が「国連会議で7日にも、核兵器禁止条約が採択される見通しだ。日本政府はこの会議に参加しなかった。署名が政府の立場を変える力になる」と呼びかけました。

 署名に応じた北島町の女性(69)は、日本政府は国連会議に参加しなかったことを知ると一瞬絶句して「なんてことでしょう、日本政府が参加しないなんて。核兵器廃絶のリーダーシップをとるべき被爆国日本政府が反対するかのような立場をとれば、日本は世界中からつまはじきにされてしまう」と話していました。徳島市の別の女性(78)は「日本が核兵器禁止条約に反対するのは、アメリカのご機嫌取りだ」と憤っていました。

――――徳島新報2017年7月16日号より

「9条が平和守った」九条の会がスタンディング

スタンディングでアピールする参加者

 九条の会徳島は9日、徳島駅南の元町交差点でスタンディング宣伝を行い、11人が参加しました。突然の豪雨と風の中、「守ろう憲法9条」「許すな戦争する国づくり」などの横断幕や、黄色い「I LOVE 憲法」「守ろう憲法」などのプラスターを掲げてアピールしました。

 「自衛隊は必要だと思う」と話す徳島市の男性(50)は、「でも、憲法9条は絶対に守るべきだ。9条があったからこそ日本の平和はたもたれてきた。(安倍政権は)危機を煽るのでなはく、戦争にさせない極東の環境作りにこそ力を注ぐべきだ」と語りました。同じく徳島市の男性(35)は、「なぜアメリカの起こすケンカ(戦争)に日本がついていく必要があるのか。在日米軍も本当に日本を守るためのものか疑問だ」と話していました。

――――徳島新報2017年7月16日号より