訴え続け300週 脱原発へ金曜行動

訴え続け300週 脱原発へ金曜行動

300回目の「金曜行動」で、脱原発を訴えデモ行進する参加者たち

 「原発再稼働反対!徳島有志の会」が行う脱原発を求める300回目の金曜行動が6日、徳島駅前で行われました。同行動は2012年7月13日から1週も欠かさすことなく続けられてきました。

 徳島駅前で7人がリレートークを行ったあと、四国電力徳島支店にむけて「原発なくすの大人の責任」「未来を、子どもを守ろう」などとコールしながらデモ行進しました。

 駅前のリレートークで、徳島市の佐古竜巳さん(41)は「原子力規制委員会は玄海原発の安全審査を合格としたが、再稼働すると配管に穴が。あまりにずさんだ。しかも原発の部品メーカーのデータねつ造が続々と明らかになっている。安全な原発などありえない。子ども未来のために原発なくせの声を広げよう」と呼びかけました。

 脱原発市民ネットワーク徳島の石本久さん(63)は「300回連続の行動に心から敬意を持つ。原発を日本で二度と動かすことを許さないたたかいを強めよう。共闘を広げよう」と連帯の言葉をのべ、「韓国の国民は、朴槿恵(パク・クネ)前大統領に『権力を乱用し、不正を働いた』と懲役24年の判決を下した。日本でも国政を私物化している安倍政権に審判を下そう」と訴えました。

 日本共産党の山田豊県議は「原発事故から7年。福島では原発関連死者が2211人にのぼり、震災で直接亡くなった方の数を大きく超えている。事故は終わってなどいない」と告発し、「にもかかわらず、安倍政権は避難解除を強行し、賠償、補償の打ち切りを行っている。断じて許すことはできない」と怒りを込めました。

 さらに小泉、細川両元総理らも参加する原自連が提案した「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」や、立憲民主党、日本共産党、自由党、社民党の野党4党が共同提出した「原発ゼロ基本法案」を紹介し、「原発なくせの声が、現実に政治を動かしている。この共闘をさらに広げよう」と呼びかけました。

 四国電力徳島支店前で神戸大学名誉教授の横山良さん(72)は「安倍政権は、(自衛隊の)日報などの記録隠しにとどまらず、文書の改ざん、データのねつ造など、何でもありになっている。無理を押し通す安倍政権の下でしか原発の再稼働などできない。私たちは街頭に立ち続け、安倍政権を倒し原発を止める」と力を込めました。

 そして「四国電力が伊方原発2号機の廃炉を決めたことを評価する」とのべ、「この決断は『採算に合わない』というものだった。短期間使ったとしても、伊方3号機もいずれ廃炉になる。ならば決断は早いほうがいい。長期の視点で見れば原発はコストとリスクが高すぎて、ビジネスにならないことは明らかだ。日本で一番早く脱原発を決断した賢い会社になって欲しい」と訴えました。

 手塚弘司代表は「今日のような冷たい雨の日も、風の日も、暑い日も、寒い日も立ち続けてきた。350回の記念日を迎えることなく脱電発の日本に転換することを願う」と語っていました。

――――徳島新報2018年4月15日号より

« »