性暴力は「魂の殺人」 女性たちがフラワーデモで訴え

性暴力は「魂の殺人」 女性たちがフラワーデモで訴え

花を手にして徳島駅周辺をデモ行進する女性たち

 #me tooのつどい徳島実行委員会は11日、徳島駅前で5回目となる「フラワーデモ」を行いました。

 デモに先立ち、ウィメンズカウンセリング徳島の河野和代代表が「性暴力の心理的影響とは」と題したミニトークを行いました。

 河野氏は性暴力被害者の支援に当たってきた体験から、被害者のうける様々な心理的影響を示し、「性暴力は『魂の殺人』だ」と怒りを込めました。

 そして「性暴力被害者は、自分自身に対する拒否感を持ってしまう」とのべ、「気持ちだけでは被害からは回復しない。『あなたが悪かったのではない。悪いのは加害者であり、性暴力を許している社会だ』と受け止められるような知識を身につけることが回復の第一歩になる」とのべました。

 さらに「男女の性の二重規範は文化や社会が作り出したものだ。『男らしさ』とされるもののなかに性暴力加害者となる要素が含まれている」とのべ「女性が性的な主体性を持とう」と呼びかけました。

 参加したNPO法人全国女性シェルターネットの北仲千里共同代表は「全国すべての都道府県に性暴力被害者に対するワンストップセンターができ、司法、医療など様々な専門家につなぐことができるようになっている」とのべた上で「問題はケアにあたれる専門家の数が足りないことだ。たとえば医師もケアの手法はわかっていても、ペイしない(経営上、医師の持ちだしになる)現状がある」と支援の拡充を訴えました。

――――徳島新報2020年2月23日号より

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