内部被爆を考える―子どもの乳歯保存呼びかけ

内部被爆を考える―子どもの乳歯保存呼びかけ

松井氏の話を聞く参加者たち

 岐阜環境医学研究所の松井英介所長を招いての内部被曝に関する学習会が3日、徳島市内で開かれました。これは松井氏が学会で来県するのにあわせて、学習会を開こうと、有志が呼びかけ行われたものです。

 松井氏は、「ストロンチウム90は、カルシウムと性質がにているので、骨や歯に取り込まれ、β線をずっと放出し続け内部被曝を起こすやっかいな核種だ。β線は数mmしか飛ばないので通常の計測方法では内部被曝をとらえることは困難だ。しかも胎児や乳児により多くの影響を与える」と語りました。

 そして「骨を調べることはできないが、抜けた乳歯を保存しておけば、後からでも子どもの内部被曝を調べることができる。いま計測のための機器と運営費の基金を募っているところで、まもなく測定が始められる見込みだ。岐阜県では保険医協会などの協力で、乳歯の保存が呼びかけられている」とのべました。

――――――徳島新報2017年2月19日号より

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