「草の根の力を確信に」母親大会の歴史・役割学ぶ

「草の根の力を確信に」母親大会の歴史・役割学ぶ

日本母親大会の小松久子事務局長の講演に聴き入る参加者

 県母親大会実行委員会は12日、徳島市内で来年8月25日から四国・高知県で行われる母親大会の成功に向けた学習会を開き、日本母親大会の小松久子事務局長が講演を行いました。

 はじめに、1955年に開かれた第1回母親大会の音声記録を復元したCDが紹介され、母親大会60年の歴史をまとめたDVDが上演させました。

 県母親大会実行委員会の有川マサ子事務局長は「来年の高知大会を『四国はひとつ』で成功させよう。地元高知は1000人の参加目標をたてて取り組みを開始している。徳島県からも今年の県大会を超える規模の取り組みにしよう」と呼びかけました。

 小松氏は「著名なリーダーがけん引する女性運動は世界にたくさんあるが、母親大会のように、党派や立場を超えて草の根の運動となっているものは数少ない」と母親大会の特徴を紹介。今年の岩手大会ではJA県女性協議会会長が実行委員長となり、県漁協、県PTA連合会などもともに参加する大会となったことを紹介しました。

 そして、母親大会が歩んできた歴史を詳細に報告し「原水爆禁止運動など様々な運動に分断が持ち込まれる中、母親大会はその分断を許さなかった。『生命(いのち)を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます』のスローガンは、どんな立場の女性にも共通する願いだからだ」とのべました。

 最後に、先の総選挙の結果にふれ、「今回は市民と野党の共闘に突然の分断が持ち込まれるなど、困難ななかでも展望を示すことができた。すでに安倍政権による、憲法改悪を許さない人々が4万人で国会を包囲するなど、たたかいは広がっている。総選挙は政権を追い込めばすぐに行わせることができる。子どもたちに平和憲法が生きる明るい未来を手渡すために、ともに力を合わせよう」と呼びかけました。

――――徳島新報2017年11月26日号より

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