「安全な原発はない」2団体が脱原発を求め行動

「安全な原発はない」2団体が脱原発を求め行動

原発ゼロ徳島連絡会

署名を呼びかける原発ゼロ徳島連絡会の服部俊彦共同代表

 原発ゼロ徳島連絡会は11日、徳島駅前で毎月定例の「イレブンアクション」を行い、「とめよう!原発再稼働 かえよう!福島切り捨て政治。国と東京電力が責任を果たすことを求める請願署名」を呼びかけました。

 同会の服部敏彦共同代表(徳島大学名誉教授)は、国の基準の20倍もの放射線量の地域で「避難解除」が行われていることを告発し「これは福島県民への差別だ」と非難し、「ベトナムでも韓国でも、世界はいま、脱原発へと動いている。事故をおこした日本が原発を再稼動させる事など認められない」と署名への協力を呼びかけました。

 署名に応じた徳島市の女性(80)は、「原発が動いていなくても日本は2年近くも大丈夫だった。原発はいらないのではないか」と話していました。

有志の会「金曜行動」

駅前をパレードする「金曜行動」参加者

 脱原発を求める271回目の「金曜行動」が15日、徳島駅前で行われ15人が参加しました。4人がリレートークを行ったあと四国電力徳島支店までパレードを行いました。

 リレートークで徳島市の佐古竜巳さん(41)は「2006年の吉井英勝衆院議員が行った福島第一原発事故の可能性を追及した質問に、『日本ではそんな事故はあり得ない』と言い放ち、安全対策を怠ったのが、第一次安倍内閣。責任は重大だ」と批判し、「その安倍首相がインドに『世界一安全な原発』と輸出をしようとしている。安全な原発など無い。唯一の安全対策は『作らない』ことだ」と呼びかけました。さらに「しかも事故の時の賠償は日本が負担することになる。それは私たちの税金だ。原発は動かすほど、輸出するほど、私たちのくらしを悪くするばかりだ」と訴えました。

 同市の横山良さん(72)は、原子力規制委員会の柏崎刈羽原発の再稼働容認方針にふれ、「東京電力の『覚悟と実績』と言うが、『覚悟』で原発を動かされたらたまらない。東京電力は事故を起こした『実績』しかない」とのべ、「その上福島の被災者への賠償を再稼働の理由にあげているが、これは泥棒が捕まって賠償しなければいけなくなった時、そのためにさらに泥棒をすることを認めるようなものだ。原発で汚れた賠償など被災者は望んでいない」と訴えました。

――――徳島新報2017年9月24日号より

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