「原発に頼る必要ない」原発ゼロ徳島がイレブンアクション

「原発に頼る必要ない」原発ゼロ徳島がイレブンアクション

署名に応じる市民

 原発ゼロ徳島連絡会は11日、徳島駅前で毎月定例の「イレブンアクション」を行い、「原発再稼動中止と、原発被害者への賠償などを国と東電が責任を果たすこと」を求める署名を呼びかけ、伊方原発を止める会が作成したパンフレット「地震が来るのに再稼動していいの」を配布しました。約30分の行動で29人が署名に応じました。

 服部敏彦共同代表は、徳島で約50年前に住民のたたかいで原発立地をくり返し阻止してきた歴史を示し「最後には知事にNOと言わせた。先人のたたかいを受け継ぎ原発を止めよう」と呼びかけました。

 さらに「安倍首相は『世界一の安全基準』とというが、原子力規制委員会の田中委員長は『規制基準を満たしたからといって安全とは言えない』とのべている。伊方原発の基準強度は、熊本地震の揺れの半分しか想定されていない。なぜこれで安全と言えるのか。国民の力で原発再稼動を止めよう」とのべました。

 そして「ドイツは原発からの撤退を決め、ベトナムは日本からの原発輸入を中止した。台湾でも脱原発を立法府が決め、韓国でも30年超の原発は廃炉との判決が下りた。日本は世界の流れに反し再稼動に突き進んでいる。こんな安倍政権を倒し、再生可能エネルギーに転換する政治を実現しよう」と訴えました。

 「子どもの頃、伊方町の近くで住んでいた」という、小松島市の女性(43)は、「原発は危ないものだと思う。動かさないで欲しい」と話していました。

 「原発は必要だと思う」という徳島市の寺院の住職(43)も、「しかし、人間がまだ制御しきれないものを使うのはいかがなものか。安全性が十分に証明されてから使うべきだ。経済を理由にする人もいるが、風力や太陽光など自然エネルギーもある。現時点で原発に頼らなければならない理由はない」と話していました。

――――――徳島新報2017年2月19日号より

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