「先人に学び脱原発決断を」原発ゼロ徳島がイレブンアクション

「先人に学び脱原発決断を」原発ゼロ徳島がイレブンアクション

 原発ゼロ徳島連絡会は11日、徳島駅前でイレブンアクションを行いました。「福島をわすれるな、3・11徳島県集会」(3月11日(土)午後1時から徳島駅前広場)と、同連絡会の総会を兼ねた講演会「原発事故から6年目の福島の現地情報から原発ゼロを考える」(1月25日(水)午後6時から県教育会館)への参加を呼びかけるビラを配布し、「国と東電が責任をとることを求める署名」を呼びかけました。

イレブンアクション

 同会の服部敏彦共同代表(徳島大学名誉教授)は、「原子力規制委員会の田中委員長は、『規制基準は安全基準ではない』とはっきり言っている。にもかかわらず、安倍首相は『世界で最も厳しい安全基準』だとして原発を再稼動させている。無責任きわまりない」と厳しく批判しました。

 さらに、「伊方原発は、日本最大の活断層である中央構造線から6kmの地点にあり、その断層が地下でどのようになっているかは分かっていない。斜めに断層があれば伊方原発の真下が震源地となる可能性もある」と警告しました。

 そして、「伊方原発周辺の地層は非常に脆く、震度7でも、道路、橋梁、トンネル、港湾は寸断され、5000人の住民は孤立する。なのに伊方の避難所は850人しか収容できない。住民の命はなんら考慮されていない」と訴えました。

 また、「もんじゅ」の廃炉によって核燃料サイクルが完全に破綻したことを詳細に告発し、「日本列島のどこにも、核廃棄物を保管できるところはなく、地上で管理し続けるしかない。しかし10万年ものスパン(期間)での保管などできない」と力を込めました。

 そして、「50年ほど前、徳島では3度にわたり原発立地が計画された。しかし当時の県民たちは、3000人規模のデモで県庁を包囲するなどのたたかいで、原発を作らせなかった。今こそ先人に学び、原発のない四国を作ろう。自然エネルギーに転換してこそ未来は開ける」と呼びかけました。

――――――徳島新報2017年1月22日号より

« »