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忘却から記憶の文化へ 原発ゼロ徳島がネット学習会

オンラインで講演する後藤氏=3日、徳島市

 原発ゼロ徳島連絡会は3日、徳島市内で福島大学大学院の後藤忍准教授を講師に「原発事故をどう伝えるか~チェルノブイリと福島~」と題したオンライン学習会を開きました。

 後藤氏は、原発事故を伝えるウクライナの「チェルノブイリ博物館」と、福島県の「コミュタン福島」、「東日本大震災・原子力災害伝承館」を比較し、その違いを解説しました。

 後藤氏はまず、チェルノブイリ博物館について紹介。「放射線により人の命が奪われることを伝えている。直接的な死も、間接的な死もだ」とのべ、福島第1原発の事故で、焼身自殺した避難者の遺影を家族が持つ写真が展示されていることを示し「日本の博物館ではこのような展示はまったくない」とのべました。

 そして日本の2つの博物館の展示を示し「事故関連死や、行政の責任に関する教訓など、『不都合な真実』は伝えられていない」と批判しました。

 また、チェルノブイリ博物館の日本語音声ガイドと、コミュタン福島の展示説明文を「テキスト・マイニング(文章を単語「名詞、動詞、形容詞等」に分割し、それらの出現頻度や相関関係を分析することで有益な情報を抽出する科学的分析方法)」を用いて分析した結果を示し「チェルノブイリ博物館では『放射線』という単語に関連づく単語は『汚染』『死亡』『人災』『危険』など否定的な単語が数多く結び付くのに、肯定的な単語は1つも結び付かない。ところがコミュタン福島では、否定的な単語は『影響』『危険』の2つだけしかなく、しかもわずか15回しか出て来ない。一方で『利用』という肯定的な単語は12回結び付いている。日本の展示は『バランス』を意識していると思われる」と解説しました。

 さらに、「伝承館では29人が『語り部』に登録されているが、その人たちに『特定の団体(東京電力や政府など)の批判をしない』よう求められていた」と告発。「チェルノブイリ博物館は、被害者の視点から事故の悲惨さや、教訓を伝えている。一方で日本では事実や教訓に関する情報が十分でない」とのべ「『忘却の文化』から『記憶・学びの文化』へ変えよう。市民による記録・継承の活動が重要だ」と呼びかけました。

 ZOOMで参加した人から「ウクライナの姿勢に、旧ソ連の崩壊の影響は」との問いに、後藤氏は「それはあると思う」とのべ、「(コミュタンも伝承館も)福島県の施設。本来は国の責任を追及できるし、するべきだ。(今の展示内容になっている)背景には『忖度』があるのではないか」とのべました。

――――徳島新報2021年7月18日号より

被害長期、核は禁止を 原水協の宣伝に高校生

署名に応じる市民

 徳島県原水協は6日、JR徳島駅前で「6.9行動」を行い「唯一の戦争被爆国日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」を呼びかけました。

 猪本百合子事務局長は「今年の原水爆禁止世界大会は、核兵器禁止条約をもって、核保有国に核廃絶を迫る初めての大会となる」とその意義を強調。「核兵器には、世界中で毎年8兆円もの軍事費が投入されている。核廃絶が実現すれば、このお金をコロナ対策や、貧困、飢餓の克服などに回すことができる」と訴え、「県下でも約44%にあたる11自治体が、核兵器禁止条約の批准を政府に求める意見書を採択している。国や自治体を動かすのは、一人ひとりの市民の声だ」と署名への協力を呼びかけました。

 徳島市の男子高校生(17)は「核兵器を使えば、その時の被害にとどまらず、放射線物質が長く滞留し、人々の健康を脅かすことになる。絶対に使ってほしくない」と力を込めました。同市の女性(82)は「戦争を知る世代として、核兵器のような恐ろしい兵器は許せない。なくしてほしい」と語りました。

――――徳島新報2021年7月18日号より

共闘で政権を握ろう 新社会党が白川押し上げ訴え

高開千代子委員長が駆け付け応援演説

 日本共産党の衆院四国ブロック比例候補の「白川よう子キャラバン」徳島行動最終日の9日早朝、JR徳島駅前の街頭宣伝に、新社会党県本部から高開千代子委員長が駆け付け応援演説を行いました。久保たかゆき衆院2区予定候補、山田豊県議、上村恭子前県議もともに訴えました。

 高開委員長は「コロナ禍で国民の暮らしは深刻だ。ところが自民党はコロナ禍を『好機』に『緊急事態条項が必要だ』と憲法改悪を狙っている」と告発。「命と暮らしを守る政治が今こそ求められる」とのべ「新社会党も野党共闘の一員として全力をあげる」と決意を込めました。そして「今年の衆院選では、憲法と命・暮らしを守る議席を増やし、政権を握らなければならない。比例では白川氏が、2区では久保氏が立つ予定だ。みなさんの力添えをお願いしたい」と訴えました。

 白川予定候補は冒頭、「安倍政治、菅政治を倒し、国民の手に立憲主義と正義を取りもどそう」と呼びかけました。そして四国にある95の自治体全てをまわって、聞き取った切実な声を紹介。「『保育所の上を米軍機が爆音をたてて低空飛行を繰り返す』『コロナ禍で商売もままならない』この声を国政に届ける責任がある」と強調。「四国には女性の衆議院議員が1人もいない。多様性を認め合うジェンダー平等の扉を開く、四国の1議席を私に託して欲しい」と力を込めました。

 そして東京都議選、3つの国政選挙での勝利を紹介し「この市民と野党の共闘にこそ希望がある」と力説。「政治の一番の仕事は、国民の命と暮らしを守ることだ」とオリンピックを強行しようとする菅政権を厳しく批判し「今年の総選挙で力を合わせて、新しい政権を実現して、あなたの暮らし、あなたの命を守ろう」と呼びかけました。

 久保予定候補は、東京都議会議員選挙の結果にふれ「オリンピックは中止し、コロナ対策に集中をの訴えが共感を呼んだ」と強調。オリンピック中止または延期を訴えた立憲民主党の躍進も紹介し「民意は明確だ。オリンピック中止へわが党は全力を上げる」とのべました。

 (ユーチューブの「白川よう子チャンネル」で録画を視聴できます)

――――徳島新報2021年7月18日号より

本気の共闘で勝利を 共産・白川予定候補がキャラバン

吉野川市で訴える白川候補=7日

 日本共産党の衆院四国ブロック比例候補の「白川よう子キャラバン」が7日、徳島県に入り吉野川市、阿波市で街宣。8日には那賀町各所で大沢夫左二、新居敏弘両町議と訴え、鷲敷で「集い」に参加しました。9日は、徳島市で街頭宣伝や「集い」に参加。鳴門市で上田公司市議と党県女性後援会とともに訴えました。

 白川候補は東京都議会議員選挙の結果にふれ「日本共産党は議席を18から19に増やし、2013年から3回連続で勝利した。実に半世紀ぶりの快挙だ」と報告。「勝利したのはわが党だけではない、立憲民主党など共闘した多くの候補が勝利した」とのべ「一部マスコミは『勝者なき都議選』と報じるが違う。市民と野党の共闘の勝利だ」と強調。「この共闘を『本気の共闘』に発展させ、菅政権にかわる新しい政権を、この衆院選で実現させよう」と力を込めました。さらに「今回の選挙では『五輪より命』の訴えが大きな共感を得た。多くの専門家が『感染拡大のリスクがある』と警告しているのに、菅政権は聞こうとしない」と批判。「あなたの命を守る政権へかえよう」と呼びかけました。

――――徳島新報2021年7月18日号より

みなみ氏善戦・健闘 三好補選共同広がる

みなみ盛晴候補

 三好市議補欠選挙(定数1、立候補3人)が11日、投開票され、議席奪還・党議席空白克服をめざした日本共産党の、みなみ盛晴候補は、前回立候補した2014年の通常選挙の6.1倍、17年総選挙比例票の3.8倍となる3483票(得票率32.24%)を獲得。善戦・健闘しましたが、2位となり、議席には及びませんでした。

 みなみ候補と日本共産党は、迅速なワクチン接種と、大規模検査、生活と営業の補償などコロナ感染症対策。国保・介護の負担軽減。介護労働者の処遇改善と人災確保。高齢者の足の確保など、住民の切実な要求を掲げ、「日本共産党の1議席の値打ち」を打ち出して奮闘しました。

 また今回の選挙では、新社会党系などの無所属議員が、みなみ盛晴候補を支援しました。2000枚出せる選挙ハガキの大半を他の議員が分担して宛名書きをし、候補者カーから「今度ばかりは自分でなく、みなみ候補を」と訴えました。自治体関係の労働組合も「市長選は自主投票。市議補選は元職(注・元職はみなみ候補1人だけ)へ」と呼びかけるなど、この間の「市民と野党の共闘」が生かされ、発展する選挙戦となりました。

 みなみ候補は、8か月後に行われる通常選挙での議席奪還をめざします。

――――徳島新報2021年7月18日号より

食料の選択奪われる 食と農を守る会がゲノム編集学ぶ

オンライン中継で講演する印鑰氏=6月27日、徳島市

 「食と農を守る会徳島」の設立総会が6月27日、徳島市で開かれ、NPO法人民間稲作研究所の印鑰(いんやく)智哉氏が「食と農の未来はどうなる?=種苗法改正・ゲノム編集がもたらすもの=」と題し記念講演しました。

 柴田憲德(かずのり)代表は「種苗法改悪など、食の安全と農業が脅かされている。命をはぐくむ食料生産を守ろう」と呼びかけました。

 印鑰氏は、ゲノム編集について詳しく解説し、「ヨーロッパやニュージーランドでは、ゲノム編集した作物は、遺伝子組み換え作物と同じとされている」と紹介しました。

 そして、「大企業が種や苗を独占し、地域の多様な農産物が淘汰され、消費者も選択の自由が奪われる」と警告しました。

 会場からの「食料危機に備え、ゲノム研究は必要では」との質問に、印鑰氏は「遺伝子組み換え作物は生産性向上させなかった。ゲノム編集も同じだ。巨大企業の利益のためのものだ」と答えました。

 参加した北島町の女性(50)は「有機農産物の買い手をつくる事が大事。国や自治体の役割が求められる」と語りました。

――――徳島新報2021年7月11日号より

白川予定候補徳島駆ける 街宣、「集い」にフル回転

訴える(左から)、白川、久保両予定候補、渡邊徳島市議=23日、JR徳島駅前

 日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補は6月23日、徳島市で街頭宣伝や「ミニ集い」に参加しました

 JR徳島駅前では、久保たかゆき衆院2区予定候補、渡邊亜由美徳島市議とともに訴え。客待ちのタクシー運転手から「あんたの言う通りや」と激励が寄せられました。

 白川予定候補は「今日は、沖縄慰霊の日。20万人もの犠牲者を出した沖縄戦。菅政権はその骨が埋まり、血がしみこんだ土を辺野古新基地建設に使おうとしている」と怒りをこめました。さらに「国民の不安や、専門家の意見も聞かずにオリンピックを強行しようとしている」と批判。「科学に基ずく新しい政治を築こう。共闘の要となる日本共産党の議席を四国から送って欲しい」と力を込めました。

入党申込書へ記入する女性に拍手する白川予定候補=6月23日

 島田支部の「集い」では「野党共闘は進んでいるの」などの疑問に白川予定候補は一つひとつ丁寧に答え、「共闘を前にすすめる要となるのが日本共産党。その肝心の党の力量が足りない」と日本共産党への入党を呼びかけました。その訴えに「微力ですがご一緒せてください」と70代の女性が入党を決意しました。

――――徳島新報2021年7月11日号より

菅政権にサヨナラを 共同センター3日行動で訴え

プラカードを掲げ訴える人々=7月3日、徳島市

 徳島憲法共同センターは3日、JR徳島駅前で宣伝し「スガ政治を許さない」のポスターを掲げてアピールしました。

 新日本婦人の会県本部の山田節子会長は「菅政権は安倍政権以上に改憲に前のめりだ」と警告。「9条を守り、憲法を暮らしに生かす政治に、今度の総選挙で変えよう」と訴えました。

 県平和委員会の山本千代子代表理事は、土地利用規制法の採決強行を批判し「五輪も国民多数の反対の声を無視し、開催を強行しようとしている。もはや政権を変えるしかない」と力を込めました。

 日本共産党の山田豊県議は「コロナ押さえ込みは、ワクチン、検査、補償の3つがカギだ」とのべ、「徳島県の検査数は、昨日は(2日)わずか31人(医療機関での検査を含む)だ。飯泉知事は日本共産党の申し入れに、(大規模検査は)『打率が低い(陽性者の発見率が低い)との立場もうない』と発言したが、実態は変わっていない」と告発。「ワクチン供給は滞り、自粛を求めても補償がない。そのうえ大規模検査の予算すら出さない」と菅政権を批判し、「今こそ市民と野党が力を合わせ、安倍=菅政権を倒し、新しい希望ある政治に変えよう」と呼びかけました。

――――徳島新報2021年7月11日号より